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更新日令和3(2021)年3月22日

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市では、「第8期柏市高齢者いきいきプラン21(案)」について、令和2年12月24日から令和3年1月22日に、パブリックコメント(意見公募手続)を活用して意見を募集しました。その結果、7名のかたから7件の意見が寄せられました。貴重なご意見をお寄せいただきありがとうございました。いただいたご意見の概要及びこれに対する市の考え方は次のとおりです。

 寄せられたご意見の概要及びそれに対する市の考え方

 

寄せられたご意見の概要及びそれに対する市の考え方
No. 意見要旨 対応
1 入居している施設において、命に関わることがあり市役所に問い合わせた。すると地域包括支援センターに電話をするように言われ、地域包括支援センターに電話をすると市役所に電話をするよう言われた。最終的に市役所に話をしたが、相談内容に対応されたのか不明である。介護について相談できる窓口を作ってほしい。 介護施設での入居者の安全の確保等、法人への指導については法人指導課にて対応をいたします。
また、地域における高齢者の介護や福祉に関する総合的な相談窓口として、地域包括支援センターを設置しております。
御相談の内容に応じ、適切な窓口に御案内できるよう、職員の育成を図ってまいります。
2 ケアハウスは、運営基準上の職員の配置人数が少ないなか、本来の利用者である自立した方は少なく、何らかの社会資源(介護保険サービス、成年後見制度、助け合いサービス等)を活用する要介護者や認知症の方、精神疾患者などが、利用者の多数を占める状況となっている。介護保険下の施設ではないため処遇改善加算も無く、コロナ禍では更なる負担も求められ、福祉職としての使命感で働いている。ケアハウスを始めとした処遇改善の対象とならない福祉マイノリティの声にも耳を傾けて欲しい。現状を伝えたく投稿した。 ケアハウスについては、介護施設における処遇改善加算と同様の仕組みはございませんが、柏市では、県内自治体間に格差が生じることのないよう、「民間老人福祉施設設置補助金」の制度を設けているところです。当計画においても、介護現場の生産性の向上や業務効率化などを福祉業界全体の課題として認識し、事業者への支援等に努めてまいります。
3 近隣センターでフレイルチェックと体操教室が開催された。筋力のチェックと維持向上させる体操を学べ良い取り組みと考える。今後とも開催を希望する。
高齢者が外出しにくい現状がある。向こう三軒両隣ともう一回りくらいの規模での出会いや交流の工夫があると良い。
身近な地域において、今後も地域の関係機関と連携し、フレイルチェック等を通したフレイル予防の取り組みの充実を図ります。
他者との交流はフレイル予防の面からも重要なことと考えています。多様な居場所づくりや、支えあい活動への支援などにより、近所での助け合いや見守りがあると感じられ、安心して暮らせる地域づくりに取り組んでまいります。
4 精神科の入院病棟で虐待を受けたことがある。そのため、プランの権利擁護の項目内に、障がい者擁護についての項目がなかったことが残念である。
病院を出た後は、地域での高齢者や児童と関わり、町会や行政機関との意見交換の重要性を感じている。
障がい者の権利擁護については、ノーマライゼーションかしわプランに位置付けています。
高齢・障害に関わらず、世代や分野を超えて、人と人・人と社会が地域で支えあう地域共生社会に向けて取り組んでまいります。
5 元気な高齢者は自助でいきいきと暮らせるため行政は側面支援の役割を担えば十分と考えるが、問題は自立できない高齢者であり、介護施設の利用は避けて通れない。将来介護を受ける可能性がある自分自身が、介護施設の内容等を知らない。広報かしわなどを通じ、積極的に介護施設の情報を公表してはどうか。 高齢者が自助によりいきいきと暮らせるよう、フレイルチェック等を通したフレイル予防の取り組みの充実を図ります。
介護が必要な高齢者が必要な情報を得られるよう、介護サービス事業者ガイドブック「ハートページ」で市内の介護施設等を公開していますが、周知方法について工夫してまいります。
6 今後、認知症高齢者がますます増えていく中、認知症高齢者は、靴や洋服にラベルをつけて地域で見守ることが有効であると考える。 認知症高齢者の特性や対応方法について理解を広め、道に迷ったなど、困難な状況にある高齢者に声をかけることができる市民の増加を図ることが、まずは重要であると考えております。
ツールの活用につきましては、どのようなものが効果があるのか、今後も研究を続けてまいります。
7 柏ビレジ地域では、いきいきプランの理念に共感し、住み続けたいまちづくりの具現化に向けた検討を行っている。
また、従来から健康寿命の延伸や、助けが必要でも住み慣れた地域で安心して暮らせるまちづくりを実践してきた。
定期巡回・随時対応型訪問介護看護を本地域に導入することで、第8期プランの政策目標全てが達成されることになるため、早期導入を希望する。
本市の政策目標に御理解を頂き、様々な取り組みを検討されていることに感謝を申し上げます。
「定期巡回随時対応型訪問介護看護」を含め、本市で公募等を実施して整備する介護サービス施設につきましては、ニーズを把握したうえで必要な整備を図ってまいります。

 

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