トップ > まちづくり・都市開発 > 公園・緑化 > 公園の魅力向上 > さくら山(あけぼの山公園内)
更新日令和6(2024)年1月16日
ページID4595
ここから本文です。
さくら山(あけぼの山公園内)
千葉大学とタッグを組み歴史的な地域資源となる「さくら山」の保全と再生に取り組みました
市は、国立大学法人千葉大学と両者の連携による課題解決を図るべく事業協定を締結しました。
この協定により、多くのサクラが老木化している「あけぼの山公園さくら山」について、千葉大学と共に歴史的な地域資源として保全と再生に取り組みました。
「さくら山」について
柏市布施にあり、江戸時代からサクラの景勝地として、多くの旅人や地域の人々を楽しませてきた「あけぼの山公園さくら山」。そこに植栽されている多くのサクラ(ソメイヨシノ)が老木化しており、その保全と再生が急務となっています。
これまでの千葉大学の調査研究により、「さくら山」の起源が江戸時代の中期頃に、時の為政者ではなく地域住民の手により整備され、1970(昭和45年)に柏市の風致公園となるまで2世紀以上にわたり維持管理されてきたことが明らかとなってきました。造園や園芸文化史からの側面だけでなく、地域資源の1つとして注目に値します。
(補足)あけぼの山公園の概要については、あけぼの山公園・あけぼの山農業公園のとおりです。
あけぼの山公園さくら山保全再生事業に係る基本協定
さくら山の保全及び再生を図ることを目的として、次の項目について連携していきます。
- (1)さくら山の保全及び再生に関すること。
- (2)千葉大学による桜の樹体生理に係る研究開発や地域貢献に関すること。
- (3)事業の推進や地域の文化振興のための知的資源、人的資源及び物的資源の活用に関すること。
- (4)地域活動の促進や人材育成に関すること。
- (5)その他前条の目的を達成するために必要な事項に関すること。
整備概要
老木化した桜の再生(植替え)や既存桜(ソメイヨシノ)の保全対策(土壌改良等)のほか、将来に渡っての予防保全の観点より、踏圧防止対策の為の回遊園路やロープ柵を設置し、既存桜の環境改善を図るとともに古のさくら山の風景を取り戻すべく常緑樹の間伐等を行います。詳細は次のとおりです。
あけぼの山公園さくら山保全再生実施計画図(PDF:1,808KB)
植栽
再生(植替え) 91本
保全対策(土壌改良)112本
その他(低木、地被類、樹名板)
施設
回遊園路、ロープ柵、ベンチ、サイン
その他
常緑樹(スギ等)間伐228本(幹周り10cm以上)
概算整備費
93百万円
整備期間
令和4年3月迄(予定)
桜の本数
約350本(さくら山のみ)
関連ファイル
お問い合わせ先