【アーカイブ版】明日に備える新型コロナウイルス感染症検査体制強化プログラム(令和6年3月31日で終了いたしました。)

明日に備える新型コロナウイルス感染症検査体制強化プログラムは、令和6年3月31日をもって終了いたしました。関係機関各位の御協力に御礼申し上げます。

柏市は、令和2年7月から、一般社団法人柏市医師会、東京大学大学院新領域創成科学研究科附属生命データサイエンスセンター（以下、「東京大学データサイエンスセンター」）、楽天メディカルジャパン株式会社、タカラバイオ株式会社との5者で、産官学医が連携した「明日に備える新型コロナウイルス感染症検査体制強化プログラム」を実施しています。本プログラムでは、産官学医それぞれが役割を持ち連携して、市内のPCR検査体制の強化に寄与することとしています。

令和2年5月26日に、東京大学柏キャンパスに所在する東京大学データサイエンスセンターが、PCR検査実施のための衛生検査所として臨時的な開設を行いました。このことにより、医療機関が採取した検体について、民間検査機関と同様に検査を行うことが可能となりました。

東京大学データサイエンスセンターでは、一日最大500件のPCR検査が可能であり、市内11病院、62診療所と契約しています（令和3年10月現在）。市内でPCR検査が行えることにより、医療機関が採取した検体の結果判明の迅速化が図られ、楽天メディカルジャパン株式会社及びタカラバイオ株式会社の参加により、検査に必要な試薬等の安定供給が図られている等、柏市のPCR検査体制の強化に貢献しています。

また、東京大学データサイエンスセンターでは、変異株のシーケンス検査（ゲノム解析）も行っています。