柏市国際消防救助隊登録隊員が集結！

ごあいさつ

みなさん、こんにちは！柏市消防局　警防課です。

今日は、柏市の国際消防救助隊についてご紹介します。

はじめに

国際消防救助隊は、海外で大規模な災害が発生した場合、被災した国からの要請を受けて、国際緊急援助隊・救助チーム等の一員として海外へ派遣されます。

柏市では、この国際消防救助隊に6人を登録しており、いつでも派遣できる体制を整え、あらかじめ登録された国際消防救助隊員に対して、海外被災地での捜索救助活動に必要とされる知識及び技術の取得を目的に、訓練を実施しています。

今回は、派遣が決定してから仮想空港に向かい、現地で活動を行うまでの一連の流れを1日かけて訓練しました。

その様子をご紹介します！

訓練開始

柏市国際消防救助隊登録隊員及び、予備隊員が柏市消防訓練センターに集結しました。

 

仮想空港に到着

中型バスを航空機に見立てて、仮想被災国に向けて出発します。

 

 

 

 

 

 

 

仮想被災国に到着

仮想被災国に到着しました。

個人装備品を身に着け、活動に入る準備をします。

 

 

 

 

 

 

 

ミーティング

チームが二つに分けられました。各チームでミーティングを行い、被害状況を共有したり、活動の方針を決定します。

 

活動開始

仮想被災国で、救助活動を開始します。

訓練想定第一：仮想7階建てビルからの救出

仮想7階建てビルの4階、6階に取り残された要救助者を救出します。

屋内階段からは救出ができないという想定で、救助活動が行われました。

 

訓練想定第二：車両の下敷きになった人の救出

仮想2階建てビルの屋上駐車場から、地上に車両が転落し、車両の中に閉じ込められた運転手と車両の下敷きとなった要救助者を救出します。

駐車場の屋内階段も使用できず、地上からもアクセスができない想定で救助活動が行われました。

隣の駐車場にアクセスできるのは、この屋上からのみです。

 

 

訓練想定第三：倒壊建物からの救出

倒壊建物の中に入り、建物の中から要救助者を救出します。

建物の進入口をふさいでいるコンクリートでできた柱を破壊します。

進入できる場所が確保できました。

安全、確実、迅速に救出に向かいます。

救助隊員2人により、要救助者の救出が完了し、全ての訓練が終了しました。

おわりに

私たちは柏市の安心・安全のため、日々訓練に励みます。

これからも、消防行政への御理解と御協力をよろしくお願いいたします。