ここから本文です。
AEDの貸し出しの協力をお願い
消防局では、緊急時に市民の皆様へ貸出可能なAED(自動体外式除細動器)を設置している施設(事業所等)を「救急協力事業所」として認定しています。まちかどで、不慮の事故や急病によって、呼吸・脈拍が停止する重篤な状態になった場合、すぐ近くにある「救急協力事業所」のAEDを使って、心肺蘇生法と電気ショックを救急車が到着するまで行うことで、救命率の向上を図り、安全・安心なまちづくりに取り組んでいます。
さらに今年度からは、「柏AEDサポートステーション」(普通救命講習などの資格は不要)を新たに登録展開し、さらなる救命率の向上を目指す取り組みを令和元年9月9日(救急の日)から行いますので、AEDの貸し出しに御協力をお願いします。
なぜAEDが必要なのか?
不慮の事故や急病によって呼吸・脈拍が停止するなど重篤な人には、一刻も早く救命処置を開始することが必要です。特に心臓がけいれんし、血液を流すポンプ機能を失った状態(心室細動)になった心臓に対して、電気ショックを与え、正常なリズムに戻すためにAEDが必要となります。
救急現場でAEDを必要とする人と、市内に数多く設置されているAED、それを使用できる方のマッチングがうまくされずにAEDの利用がわずか3.5%(H28~30年までの3年間で、市民が目撃した心肺停止283件中、AED使用が10件)しかないことが課題でした。
そこで、AEDを設置した施設(事業所等)を有効活用し、広く市民の皆様へAEDの設置登録場所の周知を行うことで、さらなる救命率の向上を目指すために各施設(事業所等)のAED貸し出し協力が必要となってくるのです。
AED貸し出し協力施設(事業所等)を募集しています!!
「各ステーションの標章(ステッカー)」の貼られている施設(事業所等)のいずれかに御協力をいただき、市民の皆様がもしもの時に、AEDを貸し出し協力することで、一人でも多くの命を救うことが、この事業の目的です。
この趣旨をご理解していただき、皆様の施設(事業所等)でお持ちのAEDを市民の皆様が、もしもの時に、貸し出し協力いただける施設(事業所等)を募集します。
各「ステーション」の詳細については、以下を御覧ください。
救急救命ステーションについて
AEDを設置し、普通救命講習以上の講習を修了した者(従業員等)が勤務し、公共施設や事業所などを「救急救命ステーション」としてAEDを設置しています。
左の標章(ステッカー)が貼られている施設が目印です。
認定要件は「各ステーションの認定要件」の1~4全てを満たしている対象施設(事業所等)となります。
柏AEDサポートステーションについて(新規取り組み!)
AEDを自主設置している民間施設(事業所等)を誰もが使用できるAEDの協力事業所として新たに認定します。
普通救命講習修了などの資格は不要で、AEDを貸し出し可能な施設(事業所等)です。「柏AEDサポートステーション」参照。
左の標章(ステッカー)が貼られてる施設が目印です。
認定要件は「各ステーションの認定要件」の1~3を満たしている対象施設(事業所等)となります。
柏あんしんハートステーションについて
市内のコンビニエンスストアに、「柏あんしんハートステーション」として、必要な時に誰でも持ち出せるようにAEDを設置しています。
次の標章(ステッカー)が貼られているコンビニエンスストアが目印です。
認定要件は「各ステーションの認定要件」の1~3を満たしているコンビニエンスストアとなります。
各ステーションの認定要件は?
次に掲げる要件を満たしていることが必要となります。
- AEDが常時使える状態で設置してあること。
- 営業時間又は公開時間中に、AEDを提供できること。
- 市の広報紙及びホームページ等で公開することに同意していること。
- 普通救命講習以上の講習を修了した者(従業員)が勤務していること(柏AEDサポートステーション・柏あんしんハートステーションを除く)。
以上の要件を満たし、本事業の趣旨に同意し、協力していただける施設(事業所等)様は、「救急救命ネットワーク参加申込書」を記入し、柏市消防局・救急課まで提出(問い合わせ可)をお願いします。
関連書類
申込書は以下からダウンロードができます。
関連ファイル
お問い合わせ先