にじいろ通信Vol.14「急性アルコール中毒に注意!」

最終更新日 2019年4月5日

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桜と男の子

みなさん、こんにちは。西部消防署たなか分署の横倉です。
4月になり出会いや別れの季節となり、新しい生活が始まる方が多いかと思います。

柏市消防局でも異動があり不安でいっぱいですが、また新たな気持ちで頑張っていきますのでよろしくお願いします!!
4月のにじいろ通信では、この季節に増える送別会・歓迎会等の飲み会に備え「急性アルコール中毒に注意!」について特集します!

急性アルコール中毒に注意!


ジョッキビール

  職場での送別会、歓迎会、お花見、大会の打上げなどなど…なにかとお酒を飲む機会が増えるこの時期。 「急性アルコール中毒」というワードをニュースで聞いたことがあると思います。

なんとなーく怖いものだと知っていても、ついつい飲みすぎてしまうこともありトラブルに発展してしまったり、最悪死に至るケースも少なくありません。

急性アルコール中毒とは?

消太

 急性アルコール中毒とは簡単に言うと、短い時間に多量のアルコールを摂取することによって生じる中毒症状のことをいいます。

 「イッキ!!イッキ!!」と掛け声をしたことのある人もいるのではないでしょうか?一気にアルコールを摂取することで、肝臓でのアルコール代謝が追いつかなくなり、血液の中にどんどんアルコールが増えていきます。その結果、血液中のアルコール濃度が急上昇し、「昏睡期」の状態に進んでしまいます。(後ほど説明します)

どんな人が急性アルコール中毒になりやすいの?

 少し難しい話になりますが…

 アルコールを飲み摂取されたエタノールは、アルコール脱水素酵素などによりアセトアルデヒドに代謝され、さらにアセトアルデヒド変換酵素により酢酸になります。ですが、日本人は遺伝的にこのアセトアルデヒド変換酵素の働きが比較的弱い、あるいはほとんど働かない人が大勢おり、急性アルコール中毒になりやすいと言われています。一般に若年者・女性・高齢者や飲酒後に顔の赤くなるタイプの人はアルコールの分解が遅いため、急性アルコール中毒になるリスクが高まります。中でも若年者は自分の限界がわからないこと、アルコールに対してまだ耐性が低いことなどから、急性アルコール中毒のリスクが高いと考えられます。

   宴会            

酔いの分類は?

 酔いの状態はアルコール血中濃度によって6段階に分けられています。

「爽快期」…さわやかな気分になる、皮膚が赤くなる、陽気になる、判断が少しにぶくなる

「ほろ酔い期」…ほろ酔い気分になる、手の動きが活発になる、抑制がとれる、体温が上昇し脈が速くなる

「酩酊初期」…気が大きくなる、怒りっぽくなる、立てばふらつく

「酩酊期」…千鳥足になる、何度も同じことをしゃべる、呼吸が速くなる、吐き気・おう吐がおこる

「泥酔期」…まともに立てない、意識がはっきりしない、言語がめちゃくちゃになる

「昏睡期」…ゆり動かしても起きない、大小便はたれ流しになる、呼吸回数が少なくなる、死亡

ごく軽いうちは顔が赤くなったり陽気になったりする程度で「ほろ酔い」ともいわれますが、状態が進んで「酩酊」や「泥酔」を超えると、正常に歩けなくなったり意識がもうろうとしたりします。さらに進むと意識を失ったり失禁したりするようになり、なおも進むと脳の呼吸中枢が正常に働かなくなって死に至ります。

実際、急性アルコール中毒のために救急搬送されたり死亡したりする例が毎年のように起きています。

急性アルコール中毒を防ぐには?

楽しく安全に飲むための「飲酒3か条」

1 自分の適量、その日の体調を把握する

2 イッキ飲みはしない、無理強いはしない・させない

3 お酒が飲めない体質の方は、周囲の人に「お酒が飲めない体質です」と事前に伝えておく

飲みすぎ注意また、食事をとりながらお酒を飲むことで胃を守り、アルコールの吸収を緩やかにするほか、アルコール度数の高いお酒は胃への刺激が強いため、水割りにしたり、炭酸水などアルコールを含まない飲み物と交互に飲むなどして楽しみましょう。

急性アルコール中毒になったら?

意識がない!呼吸がおかしい、そんな場合は救急車を!

救急車

 もし一緒に飲んでいる人が次のような状態になったら、急性アルコール中毒の可能性がありますので、すぐに119番通報をして救急車を呼んでください。

  • 意識がない。ゆすっても、呼びかけても反応しない 
  • 全身が冷えきっている
  • 大量の血や、食べ物を吐いている     
  • 倒れて口から泡を吹いている 

そこまでではないけど酔いつぶれている…

一人にせず、誰かが必ず付き添う

 必ず誰かが付き添い、一人にしないようにしてください。

呼吸をしているか、脈があるかを時々確認しましょう。

横向きに寝かせる(回復体位)

 意識を失ったときは、仰向けに寝かせているとおう吐したもので窒息する可能性があるため、顔を横に向けて寝かせましょう。

おう吐しているときは、吐いたものをよく拭き取りましょう。なお、自分で吐けないときは無理に吐かせないようにしてください。

ネクタイやベルトをしているときはそれらを外し、衣服をゆるめて楽にしましょう。

回復体位

体を温める

 急性アルコール中毒になると体温が下がります。体温低下を防ぐため、上衣や毛布などをかけて保温しましょう。意識がある場合は水やお茶、スポーツドリンクなどを飲ませましょう。水分補給と血中アルコール濃度を下げるのに有効です。

缶スポーツドリンクスポーツドリンク毛布

次回のにじいろ通信は5月にお届けします

今月のにじいろ通信はいかがでしたでしょうか?

新社会人の方、正しく楽しく発散して、体調には十分気をつけて頑張りましょう!!

次回のにじいろ通信は5月になります。お楽しみに!!

情報発信元

消防局救急課

所在地 柏市松葉町7丁目16番7(柏市消防局2階)
電話番号 04-7133-0118
ファクス 04-7133-0167
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