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更新日 2014年11月15日(土曜日)

第4号 まちモグvol.3 実施報告「アートラインかしわに潜入!」

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こんにちは、まちモグツアーズの長井です。

今回の記事では私たちの活動である「まちモグ」の4回目の一部を、皆さんにもお届けしたいと思います。

 

おさらいすると…

まちモグとは「ふだん私たちが生活しているまちの表情を1枚めくって、

ちょっとだけ深く街にモグりながら様々なまちの魅力を味わう1DAYツアー」です。

 

ときは秋真っ盛り。
藝術の秋を楽しもうということで、今回は柏が誇るアートの祭典「アートラインかしわ」に潜入です!

 

■仕掛け人に話を聞く

まちモグでは、街にちょっと深くモグるためにいつも「街の仕掛け人」にご参加いただいています。
今回は「アートラインかしわ」実行委員会の事務局長である亀岡浩美さんにツアーガイドをお願いしました!

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今年で9年目を迎える「アートラインかしわ」は市民の手で丁寧に育てられてきたアートイベントです。
1ヶ月のあいだ、街のあちこちが作品で飾られ、まるで街がひとつの文化祭のようになるのです。

 

亀岡さんによれば、年々参加してくださる店舗や施設が増えているとのこと。
高額な予算をかけるかわりに市民が手作りで街をアートにしていく。
いかにも柏らしい取り組み方ですよね。

さて、亀岡さんの解説でアート鑑賞の旅に出かけましょう。
藝術に言葉は要りません。写真をゆっくりご覧になってください。

 

手塚元彦作品展示 @そごう柏店
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見る角度によって色が変化し、回転しているように見えます。
噴水の前を右に左に歩きまわる人々が続出。


 colorful blank @柏髙島屋ステーションモール S
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吹き抜けを圧倒的な存在感で貫くカラフルな作品。
制作は閉店後の店内で連日おこなわれたとか。

はみだし壁画(展示) @柏タカシマヤT 6連絡通路

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もともとのキャンバスの範囲を超えて絵の世界が描かれています。
とても間近に筆使いのひとつひとつまで見ることができました。

 

それぞれの仕方で @柏髙島屋ステーションモール新館5
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アパレルショップの真っ只中に突然あらわれる不思議空間。
意味ありげなオブジェクトがたくさん。
「どんなメッセージが込められているんだろう?」と会話が弾みました。

 

種が密に繁る@スカイプラザ1階エントランス「光壁」
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様々な鳥の羽根が、まるで樹の枝のように豊かに茂っています。
実は少し離れた壁まで作品が続いていて、いつもと違う空間の広がりを感じることができました。

ラッピングエレベーター

@柏髙島屋ステーションモール

@そごう柏店

@いしど画材ビル

@プールドゥ

@フーサワビル
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エレベーターの扉と内壁がアート作品で包まれます。
絵を正面から眺めることはあっても「包まれる」ことはめったにありませんよね。
貴重な体験でした。(写真はそごう柏店のものです)

いかがでしたでしょうか?アートを鑑賞するために街を歩くって、なかなかない体験ですよね。
でも、実際に作品を求めて歩きまわってみると「あ、こんなところにこんなお店があったんだ」とか
「この街角の風景、好きだなあ」などと、柏の街をいつもと違う角度で見られることに気づきます。
私自身は、街全体が作品を収める額縁のように思えてきてとても楽しい経験となりました。

 

今年のアートラインかしわは幕を閉じましたが、来年はいよいよ10周年という節目を迎えながらの開催となります。
まちモグとしても、来年は公式に実行委員会さんとコラボレーションしてツアーを開催したいと考えておりますので、どうぞお楽しみに!

 

ライター:長井悠

更新日 2014年11月1日(土曜日)

第3号 ~洋酒に込めた想い~柏で生まれたウイスキー

9/28からNHKで放映中のドラマ『マッサン』。
モデルはニッカウヰスキーの『竹鶴政孝』氏と『竹鶴リタ』婦人です。
竹鶴氏は日本のウィスキーの父とも呼ばれています。日本のウィスキーといえばサントリー、とおっしゃる方もいますが、実は日本初の蒸留所であるサントリー(当時は寿屋)の山崎蒸留所で最初にウィスキーを作ったのも竹鶴氏だったのです。寿屋の社長の鳥居信治郎氏はスコットランドでウィスキー作りを学んだ竹鶴氏を招き、ウィスキー作りを任せました。

後に鳥居氏は日本人の味覚に合うウィスキーを、竹鶴氏は本格的なスコットランドのウィスキーの味を求めるようになり、竹鶴氏はスコットランドの風土によく似た北海道の余市町に大日本果汁株式会社(後のニッカウヰスキー)を設立し、本格的なウィスキー作りに取り組んだのです。

そして、この竹鶴政孝氏は柏にも訪れていました。市の南部に位置する増尾にニッカの柏工場があります。
ウィスキー作りには水と空気が重要だ、と竹鶴氏。そんな豊富な水を持つ柏の土地が『本物』を求める竹鶴氏に見初められました。

柏工場は主に瓶詰め工場とされていますが、北海道余市で厳しい寒さに耐え作られたウィスキー『余市』と宮城県仙台市の爽やかな森と綺麗な川の水で作られたウィスキー『宮城峡』をブレンドし作られる「竹鶴ウィスキー」は柏の水が使われています。
そんな、形で日本に馴染んでいったウィスキー。

柏はそんなウィスキー文化の一翼をになっている街なのです。

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さて、今日は先日発売されたばかりのウィスキーを飲んでみました。
最初はクリアだけど樽の甘い香りが鼻をくすぐり、さらに甘い香りの中にかすかなバニラ香が感じられます。
The Nikka 12年の香りを楽しんでいると、店のオーナーの松本さんが何か言いたそうにこちらを見てニヤニヤしています。

なんでしょうか。。。

ウンチクを披露したくてたまらないような、そんな顔。

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松本さん『イシハラさん、このボトルの斜めに入っているラインは何を表現しているか分かりますか?』
ビンゴ!やっぱりそうだった!何てお茶目な重鎮バーテンダーだ。それでも、まじめに考え始めます。おそらくウィスキー作りか竹鶴さんに関係あることだと仮定して、斜めになっているもの。

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私『蒸留所の屋根ですか?』
松本さん『違います。』
では、見た目から連想されるものを考えてみます。
答えを知らないバイトの子も一緒になって考えてくれている。(ええ子やなぁ)

私『何か包むものに似ているような気がする。包装紙か何かをモチーフにしているんですかね?』
松本さん『おお!近い!惜しいですね。』
どうやら近づいたらしいけど、結局分かりませんでした。
答えは何ですか、と尋ねたところ。

松本さん『(答え)です!』
私『えぇぇぇ?!似てない。。(個人的感想)』

一体なにをモチーフにしていたのでしょうか。
答えはHPにも書いてあります。→The Nikka 40年(外部サイト)へ
が、街のバーテンダーに聞いてみるのも面白いかもしれませんよ。
さぁ、ウィスキーの父に感謝をしつつ、また今日も一杯。
 
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今回、お邪魔したのは柏駅からすぐ、ファミリー柏1Fにあるお店『Espresso & Bar come al solito』
オーナーの松本さんは市内に3店舗のBarを経営するバーテンダー兼バリスタ。
柏商工会議所青年部の活動で積極的に地域貢献をしている活動家でもあります。NBA(日本バーテンダー協会)関東統括本部千葉本部長であり、2010年から開催されているかしわウィスキーフォーラム 実行委員長も務めています。
何とも多忙なおかたです。

SOLITOはBarに入ったことのないお客様でも洋酒が楽しめる導入のお店にしたかった、とのこと。
さらにエスプレッソにも力を入れ始めたお店です。バリスタ兼パティシエのスタッフが作ったスイーツも絶品です。
次回は若手のバーテンダーが店長のBarに潜ることにします。

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【Espresso & Bar come al SOLITO】
HP : http://comealsolito.com/
Access : 千葉県柏市柏1-1-1 柏駅前ビル1F
TEL : 04-7197-2802
Open/11:00-22:00
Close/水曜日