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更新日 2015年4月30日(木曜日)

ネギ・島田さん

みなさん、こんにちは!
今回は、柏市内でネギ栽培に取り組む島田さんの畑をご紹介します。

ここで復習しておきましょう。
柏の3大野菜、もちろんご存知ですよね???

はい、正解です!!!

① かぶ(全国1位)
② ネギ(全国5位)
③ ほうれん草(全国6位) 
 ※( )内のデータは平成17年の農林水産省の統計データです。少し古いデータですが、17年以降、統計をとっていないため、こちらのデータを参考までに使用しています。

全国1位の生産量を誇る「かぶ」は各所で取り上げられることも多くなってきましたが、ネギも実は全国有数の産地なんです!

青々としたねぎ畑

こちらがネギ畑です。
柏市内を車で走っていると、住宅街の一角にもネギ畑が点在していることに気がつきます。
何気なく通りかかっても、あまり気にかけることもない風景ですが、実は全国有数のネギ産地だったなんて、驚きですね!

掘り起こしたねぎ畑

収穫の進んだねぎ畑

本当に、住宅街の一角です!
柏市の農業は、都市近郊型農業という特徴があります。
生産者と消費者が近くにいる関係性は、大きな魅力ではないでしょうか。

泥焼きをしたねぎ

ねぎ泥焼き中

この日は、特別に畑で収穫採れたてのネギをごちそうになりました!
豪快に泥付きのまま網で丸ごと焼いていきます。
ここでしか味わえない贅沢です!!!


とろとろに焼けたねぎ

焼けたネギは、ハサミで適当な大きさにカットして頂きました。
香ばしい香りと、甘さが最高です!
周りの繊維質の部分のシャキシャキ感と、中心部のトロトロの食感がたまりません。
脇役に甘んじることの多いネギですが、これは十分主役になれる感動の味でした。

赤ちゃんのねぎ畑
こちらは、まだ小さいネギの赤ちゃん。
ネギは他の野菜に比べると畑で育てる期間が長く収穫までに時間がかかり、効率が良い作物とは言えない部分もあります。
とはいえ、1年中食卓には欠かせない食材でもあり、農家の方は通年出荷ができるよう工夫をしながら栽培に取り組んでいます。

また、一部のネギ農家の間では勉強会を立ち上げ、柏ネギの品質向上に務め、商品力を高めて行こうという取り組みも始まりました。

柏ネギのブランドを確立するまでには、まだ道のりは長いかもしれません。
それでも、意欲的に取り組もうとされている農家の方々の活動を、私も様々な角度から応援して行きたいと思います!

更新日 2015年4月21日(火曜日)

トマト その5 〜深野さん〜

みなさん、こんにちは!
今回は、先日テレビの番組でも取り上げられた柏を代表するトマト農家、深野さんのトマトをご紹介します。

すでに全国に多くのファンがいらっしゃる深野さんは、トマト栽培歴40年以上のベテランです。
深野さんのトマト栽培の最大の特徴は、無農薬でトマト栽培に取り組んでいる点です。
しかも、40年以上同じ場所で、同じハウスで!!
これは、本当に凄いことなんです!!!

青いトマト畑

こちらが、トマトハウスの内部です。
一見すると、一般的なハウスの様子とそれほど違いは感じられませんが、野性味溢れる畑と、そこから伝わるトマトの木の力強さに圧倒されてしまいます。

青いトマト畑

青いトマトのアップ

赤く熟したトマト

順調に生育中のトマト。
これから次第に色づいてきて、5月の連休頃が最高に味も収量もピークを迎えるそうです!

生産者のひと

こちらが、トマト栽培歴40年以上の深野さん。
現在は、息子さん2人も就農し、一緒にトマト栽培に取り組んでいます。
無農薬でトマトを栽培すること、さらに同じ場所で、ハウス栽培で生産し続けるには、連作障害や病害虫の被害など、苦労の連続だったとのこと。
深野さんほどのトマト名人でも、毎年毎年がチャレンジで、まだまだ極められないと仰っていたのが印象的でした。

大きさの異なるきれいなトマトの裏側

こちらが、深野さん自慢のトマト。
先端が尖っているのは、品種によるものではなく、深野さんの栽培技術によるのだそうです。

先端がきゅっととがっているトマト

目を凝らして見ると、トマトの表面に白い産毛のようなものが見えます。
これは、空気中の水分を取り込もうとして発達したトマトの生理機能だそうで、これが発達しているということは、土中の水分を絞って育てている証拠で、旨味が凝縮しているのだそうです!


「人間同様、トマトも過保護で育てたらいいのが育たない」
という、何とも含蓄(がんちく)のあるお言葉に納得です。

トマトという一つの野菜を例にとっても、栽培方法や品種など、本当に多様で、当然価格にも差が出てきます。
どれが正解ではなく、それぞれに特徴があることを先ずは理解して、手に取る意識を持つことが、多様な選択肢のある柏の農業を支える一つの方法でもあるのだと、今回改めて感じました。

幸い、私は多くの農家の方と接する機会を頂いていますので、今後もみなさんに、それぞれの農家の方の特徴を分かりやすくお伝えして行けるよう頑張ります!

「生命の応援団」の看板のトマトショップ深野のお店外観

深野さんの直売所では、トマト以外にもこだわり野菜を多数販売されていますので、ぜひ機会があれば足を運んでみてください。
(注:テレビ放映の影響もあり、トマトが品薄で手に入りにくくなっていますので、ご了承ください)

更新日 2015年4月17日(金曜日)

道の駅しょうなん・いちごフェア

みなさん、こんにちは!
今回は、道の駅しょうなんにて行われた「かしわのイチゴフェア」の様子をご紹介します。

今回で4回目の開催となる「いちごフェア」。
旧沼南地区のいちご農家が中心となり、いちご販売やイベントを通じて、柏産イチゴのPRを行ってきました。

前回、2月に行われた際には、用意したイチゴがあっという間に完売してしまい、改めて地元柏産農産物に対する需要の高さを感じました。

道の駅にくるひとたち

今回は、お天気もよく朝早くから多くの方で賑わっていました!

綺麗な真っ赤な販売されるいちご

採れたての新鮮な完熟イチゴが並びます。
美味しそう!!

いちご大福

こちらは、初出展のイチゴ大福。もちろんイチゴは柏産ですが、餅米も柏産です!

いちごジャムパン

こちらは、前回も出展。柏産のイチゴ100%のジャムを使用したジャムパン。パンにも柏産米粉を使用したこだわりの1品です!

道の駅のレストランに並ぶひとたち

レストランでは、大人気のイチゴソフトに数量限定でイチゴがサービス。
なんと、ソフトクリーム行列ができていました!

外の販売ブースでのいちご販売の様子

生産者が直接消費者と対面で販売する機会は、両者にとって貴重な機会だと感じました。

いちごの前でポーズする子どもたち

いちご農家の方のお子さん達もお手伝い!
こうして、柏の農業の未来を担う人材が育って行くことを期待します。

いちごの前でポーズする若者たち

イベントに華を添えて下さった、86ミュージックのアーティストの皆さん。
オリジナルソングから、多くの人に馴染みのある曲まで、幅広く演奏してくださり、会場は終始とても良い雰囲気でした!

この日はお天気にも恵まれ、会場となった道の駅しょうなんは、終始買い物客で賑わっていました。
イベントの開催には、農家の方はもちろん、施設のスタッフの方々の協力も欠かせません。
表にはなかなか出る事はありませんが、縁の下の力持ちとして、日頃から働いて下さっている方がたくさんいらっしゃいます。
柏市の都市農業センターとしての機能を併せ持つ施設ならではの、情報発信やイベントなどにも今後期待が持てそうです。

いちごフェアののぼり

柏市のイチゴは、5月下旬頃まで楽しむ事ができます。
市内各所では、イチゴ狩りも行われていますので、ぜひ柏のイチゴを味わってみてください!

更新日 2015年4月16日(木曜日)

イチゴ・友野観光イチゴ園

みなさん、こんにちは。
今回は、老若男女とわずみんなが大好きなイチゴの話題です。

柏市内には、現在約17件のイチゴ農家があります。
主に直売形式での販売がメインで、中には直接洋菓子店や飲食店と取引を行う農家もいます。
また、シーズンにはイチゴ狩りを楽しめる農家もあり、市内外からのお客さんで賑わっています。
今回は、柏苺出荷組合の組合長、友野観光イチゴ園 にてお話をうかがってきましたのでご紹介します!

いちご園外側からの様子

こちらが、友野観光イチゴ園 へのアプローチ。
周りは緑に囲まれ、敷地内には色とりどりの花が咲き誇り、柏市内の喧噪が嘘の様な静かで綺麗な場所に癒されます!

友野観光イチゴ園 では、30年ほど前からイチゴ栽培に取り組んでおり、お話をうかがった組合長の友野さんは、お父さんのイチゴ栽培を引き継ぐため、約10年前にサラリーマンから転身してイチゴ栽培を始めたそうです。

いちごのなっている様子

こちらは、ハウスの内部です。
施設栽培で取り組むイチゴは、12月〜5月まで出荷を行っており、3月後半から四月いっぱいはイチゴ狩りが楽しめます。
一歩ハウス内に足を踏み入れると、イチゴの甘酸っぱい香りにテンションが上がります!

いちごアップ

さっそく味見!!
みなさんに味をお伝えするという重要な任務を遂行するため、慎重に味わいます。
ちなみに、こちらのピンクの花が可愛らしいイチゴは、千葉県の育成品種である「桜香(おうか)」です。
甘いバラの花のような香りの果実は、他ではなかなか味わえない貴重な品種です。

いちご品種のメニュー

こちらが、友野観光イチゴ園 の品種メニューです。
イチゴ狩りでは、様々な種類のイチゴを食べ比べる事ができるのも魅力です!

友野観光イチゴ園 では、高齢者施設や福祉施設の団体でのイチゴ狩りの受け入れも行っており、私がうかがった日も施設の方が団体でイチゴ狩りを楽しんでいました。

いちご狩りをしているひとたち

いちご狩りをしているひとたち

参加者の方にお話をうかがってみると、
「生まれて初めてイチゴの畑に来たのよ!本当に嬉しいわ」
と、キラキラした目で話して下さる方や、
「実家が農家で、イチゴも、野菜も、お米も、何でも育ててたのよ。でも、こんなに綺麗で大きなイチゴは見たことなかった」
と驚く方もなど、みなさんイチゴ狩りを満喫されていました。


いちごのストラップと自家米販売の様子

友野さんの自慢のイチゴで作ったジャムやイチゴをモチーフにした手作りの雑貨なども販売しています。
また、ここでしか購入できない自家製のお米も販売しています。
自慢のコシヒカリ、私も味わってみましたが、とても美味しかったです!
生産者の顔がみえる食材は、それだけで味が何倍にも増すのが不思議です。


今回、友野観光イチゴ園 で高齢者の方々が生き生きとイチゴ狩りを楽しんでいる様子を見せて頂きながら、改めて「農業」の果たす役割について考えさせられました。
単純に、食料を生産するというだけではなく、観光、環境、防災、教育、そしてセラピー効果など、農業にはまだまだ潜在的な可能性が大きくあるのだと感じます。
それをどの様に引き出し、活かすのか、農家だけではなく違った立場の人達と一緒に今後も考えて行きたいと思います。


柏市内では、まだまだイチゴの直売やイチゴ狩りが楽しめます。
詳しくは、今が旬!柏のイチゴ(柏のいちごマップ)をご覧下さい!

更新日 2015年4月13日(月曜日)

根芋×洋食!

みなさん、こんにちは!
前回は、中国野菜とそれを提供しているお店をご紹介しました。

今回は、このブログでも何度も取り上げてきた根芋(ねいも)の話題です。
念のため、ご存じない方のために簡単に説明します。

根芋(ねいも)とは、里芋の芽を軟白栽培したもので、全国でも柏市でしか栽培されていない野菜です。
根芋という名前から、根っこを連想しますが、芽の部分をなぜか根芋と呼ぶそうです。

畑のなかの根芋

こちらは、根芋の畑です。
このように、籾殻の中で保温して栽培されています。

掘りだしたばかりの根芋

収穫されたばかりの根芋です。

綺麗な白い並べられた根芋

こちらは、収穫後きれいに洗浄された根芋です。
これから箱詰めされて、主に東京の市場に向けて出荷されます。


さて、この珍しい野菜、根芋。
柏でもなかなか手に入りにくく、なおかつ灰汁(あく)があるため、調理のハードルが高いと感じる方が多いのが残念なところです。。。

なんとか根芋を気軽に味わって頂きたいと、過去に農家の方に灰汁の抜き方や食べ方をご紹介してきました。

今回、「それでもハードルが高い」という方に朗報です!
なんと、柏駅近くのお店で根芋を提供して頂けることになりました。
メニューに載る前に試食をさせて頂くことができましたので、ご紹介します!!

銀花のレストラン外観

柏市内では知る人ぞ知るフレンチの名店「Le Couple」さんの姉妹店「Gastronomie 銀花」さん。西欧・洋食料理が楽しめる隠れ家的なお店です。
菊池シェフが考案して下さったのがこちら!

根芋が使われたデザート

なんと、デザート!!
『根芋のコンポートとトマトのジュレ・バニラアイス添え』
シャキシャキの食感を残したまま、丁寧に灰汁を抜いた根芋のコンポートは、隠し味に生姜が効いていて、思いのほかさっぱりとした味わいです。
トマトの酸味が根芋を引き立て、バニラアイスの甘さがと絶妙のハーモニー!!!
なにより、根芋がこんなオシャレなデザートに変身するなんて、大感激です!

根芋が添えられた肉料理
 
お店自慢のメニュー『国産牛ホホ肉の煮込み 八丁味噌風味』に、根芋のロースとファーム小川の黒キャベツの菜の花を添えてくださいました。
八丁味噌風味のコクのあるソースに淡白な根芋がとても良く合っています。
しっかり灰汁抜きをすれば、クセが無い根芋はメインのお料理を引き立ててくれます。

シェフ写真

こちらは、お料理を考案して下さった菊池シェフです。
「根芋は灰汁を抜くとよくも悪くもクセがなくなるので、なかなか難しい食材でした。あれこれ試行錯誤しすぎて、何がなんだか分かりません(笑)」
とコメントして下さった菊池シェフ。
笑顔が爽やかです!


今回頂いたコンポートもローストも今までにない新しい根芋の食べ方で、私はお料理を頂きながら大興奮でした!
根芋農家の方が見たら、どんなに喜んで下さるだろうと想像して、嬉しくなりました。

今回私が頂いたお料理は、数量限定で銀花さんにて味わうことができます。
ぜひぜひ、お店に足を運んで、オシャレに変身した根芋のお料理を味わってください!
(限定販売のため、来店前にご確認ください)

今後も、根芋料理が味わえるお店が増えることを願いつつ、またこちらでもご紹介していきたいと思いますのでお楽しみに!

更新日 2015年4月10日(金曜日)

中国野菜 その②

みなさん,こんにちは!

今回は、前回ご紹介した中国野菜の西川さんの野菜を提供されている柏市内のお店をご紹介したいと思います。

場所は、柏駅東口にある「洋風居酒屋RENTA」さんです。

生産者である西川さんご本人と一緒に伺いました!

野菜説明

このようなポップで柏産野菜や食材をアピール。

お店に一歩足を踏み入れると女性客で賑わっていました。

それでは、柏産野菜を使用したお料理の一部をご紹介します!

野菜スープ

柏のブランド豚、幻霜豚で出汁をとった野菜スープ。

菜の花の味の濃さが際立ちます!

生野菜オリーブ油

西川さんの野菜(カブ・キャベツ・人参)をシンプルにオリーブ油と塩胡椒で味わう一品。

野菜が新鮮で美味しいからこそ成立するメニューです!

青菜盛り合わせ

青菜盛り合わせ。

(小松菜、青長大根、カブ、キャベツ、ベカ菜)

野菜の味が濃い!

青菜と豚炒め

西川さんの野菜と幻霜豚の炒め。

余計な調味料は加えずに、シンプルな味付けが野菜の個性を際立たせています。

クリーム煮

チンゲン菜のかにクリーム煮。品種からこだわった、西川ファームを代表するチンゲン菜のシャキシャキの食感と香りを活かした一品です。

カタブラーナ風

西川さんの野菜と幻霜豚のカタプラーナ鍋。

こちらは、西川さんの野菜と出会ってシェフが考案したメニューだそうです。

お鍋の最後は、柏産のお米をプラスしてリゾットになります!

どれも、野菜の特徴を生かしたシンプルな味付けで、野菜本来の味を堪能できるお料理に、女性客が多いのもうなずけます。

お店の方

(写真左:西川さん、写真右:シェフの寺田さん)

食材の生産者と料理人の貴重なツーショット!

シェフの寺田さんは、偶然出会った西川さんの野菜に惚れ込み、自ら西川さんの畑に足を運んで直接野菜を仕入れているそうです。

寺田さんのお話を伺っていると、そこから生まれるコミュニケーションによって、食材に対する理解や愛着が深まり、よりいっそう野菜を活かした料理が生まれる原動力になっているのではないかと感じました。

生産者と飲食店、消費者が近くにいる柏の環境がいかにお互いにとって恵まれているのか、今回、畑から提供されている現場まで訪ねてみて改めて実感しました。

今回ご紹介したお店以外にも、柏市内には柏産野菜を活かしたお店がたくさんあります。

またこちらのブログでも、畑から調理されて提供されるまでのつながりをご紹介していきたいと思います。

ぜひ皆さんも、お気に入りのお店を見つけて、柏の野菜を味わってみて下さい!

お店入り口
 

更新日 2015年4月8日(水曜日)

中国野菜

みなさん、こんにちは!
今回は、柏市内で中国野菜の栽培に取り組む西川さんをご紹介します。

 

中国野菜と聞くとチンゲン菜、ター菜、空芯菜などなど、直売所やスーパーの店頭には多くの野菜が並んでいます。
今では身近な食材となった中国野菜。
実は、今から40年以上も前、日本で一番最初に中国野菜の栽培に取り組んだのが西川さんのお父さんでした。
西川さんは現在、年間20品目以上もの中国野菜を栽培されているそうです。その他の野菜も合わせると30品目以上の野菜を、1年中途切れないように計画的に作付けをして出荷しています。

 

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市内数カ所の畑で栽培に取り組む西川さんの畑の一部を見学させて頂きました。
こちらの畑では、数種類の菜の花が収穫期を迎えていました。

 

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西川さんの畑の数ある菜の花のほんの一部です。
ここで、少し菜の花について説明します。

 

日ごろ口にする菜の花ですが、実は菜の花とは、
アブラナ科の野菜の花を差し、元になる野菜の種類によって味も見た目も変わります。
一般的にスーパーなどの店頭に並ぶものは、菜の花として出荷するための品種であることが多いのですが、
実は、キャベツも小松菜も白菜もカブも、アブラナ科の植物ですので、
菜の花が採れるのです。
さらに、チンゲン菜やター菜などの中国野菜の多くもアブラナ科であれば菜の花として食べることができます。

 

ただし、通常は白菜は白菜として、カブはカブとして出荷するために作付けされており、
色々な種類の菜の花が店頭に並ぶのは、農家直送の直売所などに限られます。
この時期、直売所を巡って菜の花を食べ比べるのも楽しいですね。

 

ちなみに、西川さんの菜の花はどれも元の野菜の個性が生きていて、驚きの美味しさでした!


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西川さんの畑に戻りましょう。
こちらは、別の場所に作付けされた畑の様子です。

 

西川さんは、通年露地栽培で全ての作物を栽培しており、
年間通じて計画的に作付けされています。

 

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こちらは、チンゲン菜。

 

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柏を代表する野菜である、カブもあります!

どの野菜もその場で味見をさせて頂いたのですが、
チンゲン菜はこれまでのイメージが覆るような、しっかりした味わいと瑞々しい食感でした。
また、カブは直売用に品種の選定からこだわっているそうで、
柔らかい食感と際立った甘さは、まるでフルーツを食べているかのような、感動の味でした!


お話を伺っていると、試行錯誤しながら日々、栽培方法や品種、肥料などの研鑽をつまれている成果が、一つ一つの野菜の味に現れていることを感じました。
西川さんはどの畑も、どの野菜も自信に満ちた口調で説明して下さる様子が印象的でしたが、それは全て経験と努力に裏付けされているのだと納得できました。

 

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(左:西川さん 右:荒木さん)

 

指導農業士でもある西川さんは、積極的に研修生の受け入れも行っており、自らの知識や技術を伝える活動もされています。
1年間西川さんの元で研修を積んで、この春独立を予定している新規就農者の荒木さんです。
サラリーマンからの転身で就農される荒木さんにとって、師匠である西川さんの存在は、農業の指導者というだけではなく、地域に根ざした産業である農業に参入する上で、とても心強い存在ではないかと思います。

 

西川さんの野菜は、直売所などに並ぶ他、多くの飲食店でも食べることができます。

野菜そのものだけではなく、プロが調理した野菜も味わってみたいと思いました。