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更新日 2014年7月29日(火曜日)

夏イチゴ

みなさん、こんにちは!
今回は、全国的にもまだまだ珍しい「夏イチゴ」の話題です。

柏市内でイチゴ栽培に取り組む農家の情報は、このブログでも何度か取り上げてきました。

12月末から5月くらいまでがシーズンとなっており、直売形式での販売やいちご狩りも楽しめることから、

知名度が上がってきている農作物です。
 

今回ご紹介する「夏イチゴ」は、名前のごとく夏に収穫されるイチゴです。
 

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こちらは、柏市内で唯一、夏イチゴ栽培に取り組む山崎さんの畑です。
このように、夏イチゴは露地で栽培されています。
市内外を見ても、冬場から春にかけてのイチゴ栽培の主流はハウス栽培で、露地栽培のイチゴはとても稀少です。



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こちらがイチゴの花。
ハウス栽培の場合、受粉はセイヨウミツバチ(またはマルハナバチなど)を利用して行われますが、

露地栽培の場合は、自然界の虫たちの力をかりて行われます。

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こちらが夏イチゴ。

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真っ赤に完熟した果実。

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中まで真っ赤な果肉は、爽やかな酸味と濃厚な風味。

果皮は冬から春の品種と比べると堅めで、しっかりしています。
 

正直、夏用に開発されたイチゴの品種ということで、ハイシーズンのイチゴと比べると食味は劣るのではないかと思っていました。

味よりも、夏に栽培できるという点を重視して開発されているのではないかと考えていたからです。

ところが、予想に反して想像以上に濃厚な果実に驚きました!
 

酸味の強さは、夏の暑い時期にはむしろ心地よく、濃厚な果実がさっぱりと感じられます。

また、加熱してジャムやソースなどに加工すると、綺麗な赤色に発色します。

洋菓子のトッピングや、イチゴ大福などに利用する際にも、堅めの果皮はメリットになると感じました。



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今回お話を伺った山崎さんご夫妻は、主力のお米の他、大豆やブルーベリー栽培にも取り組んでいます。
ブルーベリーや今回ご紹介した夏イチゴは、まだまだ取り組みを始めたばかりで、

栽培方法などは手探りで試行錯誤を重ねている様子でした。

 
山崎さんご夫妻のお話を伺っていると、

新しいことにどんどん挑戦を重ね、まさに「攻めの農業」を体現されているご主人に対して、
控えめですがしっかりとサポートされている奥様の様子が印象的でした。
 

新たな取り組みに挑戦することは課題も多く、色々な意味で苦労も多くありますが、

だからこそ、可能性も秘めているのではないでしょうか。
 



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こちらが夏イチゴのジャム。

とっても濃厚で、イチゴ好きにはたまりません。

「このラベル、娘が作ってくれたんですよ!」
 

嬉しそうに顔をほころばせながら話して下さった奥様の笑顔が忘れられません。

夏イチゴとジャムは、道の駅しょうなん直売所にて販売されています。

ぜひ、見つけたら稀少な夏イチゴを味わってみてください!

更新日 2014年7月23日(水曜日)

食メッセかしわ2014

みなさん、こんにちは。

今回は、先日行われた「食メッセかしわ2014」の様子をご紹介します。

食メッセとは、「アグリ・コミュニケーションかしわ委員会」が主催する柏の農産品の展示市で、

今回で3回目の開催となります。

この取り組みは、柏の農産物のブランド化を見据え、地元の方々に柏の農産品の魅力を伝えるべく、

先ずは地元の飲食店と農業者との交流を図る場として開催されてきました。


当日は、生産者が各自の自慢の農産物や加工品を持ち寄り、会場を訪れる事業者と交流を図ります。
 

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準備中の様子。
各生産者は、自身の自慢の農産品や加工品を持ち寄り、プレゼンに備えます。
 

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新鮮な旬の野菜。

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こちらは、市内ブルーベリー農家のブース。
各種アルコールで漬けたもの、お酢で漬けたものなど、見本を展示。

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今が旬の葉しょうがは、試食用に綺麗にカットされて盛りつけられます。


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様々な種類のトマトを並べる生産者。
見た目もカラフルで、多くの飲食店関係者の方々が足を止めていました。

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ブラックベリーや、珍しい夏イチゴを出品する生産者も。

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青い摘果トマトのピクルス。

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トマト生産者は、自慢のトマトそのもので勝負。

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自身の農産品を様々なソース類に加工して展示する生産者も。

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柏市産のお米を使用した日本酒「柏自慢」。

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こちらは、市内米店では、先日行われたイベントでグランプリを受賞した自慢のお米パスタを展示。

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枝豆の食べ比べ。
直売所ならではの展示です。
 



会場を訪れた飲食店関係者からは
「柏の農業について知る機会がないので、とても勉強になった。ぜひ続けて欲しい」

という声が聞かれる一方、一部の生産者からは、
「出店する負担が大きい」
という声も聞かれました。
 

当然課題は残りますが、このような取り組みにチャレンジすることは、
立場の違う者同士がお互いを理解し、協力しあえる関係性を築くためには大きな意味があると感じました。


ご紹介したのはほんの一例ですが、農家の取り組みを具体的に知る機会として、

飲食店関係者や農家との直接取引を模索する事業者との交流の場としての今回の取り組みは
一定の評価を得られたのではないかと思います。


 

柏の農業のブランディングを考えるうえで、
生産者と事業者、消費者などがバランス良く共存する柏の街の環境を抜きにしては語れないのではないかと思います。
正解は簡単には見つからないのかもしれませんが、
だからこそ今後も、生産者や関係者のみなさんとともに考え続けていきたいと思いました。


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更新日 2014年7月15日(火曜日)

じゃがいも堀り→落花生・その後

みなさん、こんにちは。

今回は、じゃがいも堀りの話題です。


先日、柏市内の畑で農家の方のじゃがいも堀りの作業をお手伝いしてきましたので、
ご紹介したいと思います!

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こちらは、じゃがいも畑。

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葉っぱが枯れて、茎だけが残っています。
この下にじゃがいもが眠っています。

先ずは、茎と葉を抜いていきます。

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この巨大なフォークでじゃが芋が眠っている土をほぐしていきます。

こうする事で、掘り起こす作業が楽になります。



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茎ごと引き抜いてみると、じゃがいもが姿を現しました!
 

「これは楽しい!!」
 

意気揚々と作業を始めたものの、延々と掘っても掘ってもじゃがいも畑が広がっていて、

次第にペースダウンは否めませんでした。。。
 

やはり、農作業は甘くないということを思い知りました。


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全て掘り尽くした畑。

まるで、大きな山に登り切ったかのような達成感に包まれました。



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成果物をトラックに積み込んでこの日の作業は終了。

実は私、これまでお伝えしていないものも含めると、柏に来てからというもの、
かなり色々な農作業を体験、または見学させて頂きました。
 

どれもそれぞれにコツがあり、難しいながらも楽しくて、どんどん農業に魅せられてきた訳ですが、
ここだけの話し、「掘る」という作業が一番向いているのではないかと思いました。
 

収穫は、どれも楽しいでしょう!

と突っ込まれそうですが、収穫は他にも数多く体験しました。

今の季節は、ブルーベリーが旬で、果樹の畑は野菜とは違ったワクワク感があります。

イチゴや梨、珍しいところでは、プルーン、イチジク、ぶどうなどの収穫も体験しました。

柏を代表するカブ、ネギ、ほうれん草も経験済み。

トマトやナスやキュウリ、ハーブ類、サツマイモや里芋、かぼちゃなどなど、

似たような作物ももちろん体験しました。
 

しかし、なぜかこのジャガイモ掘りには、今までとは違ったロマンを感じました。

そして何より、お役に立てている感が嬉しかったです。
 

もちろん、たった数時間の作業しか経験していない私が、軽々しい発言はさけるべきかもしれません。
 

でもでも、農家のみなさん!

ジャガイモ掘りの人手が足りない時は、ご一報ください。

きっと少しはお役にたてるはず。
時間が許す限り、お手伝いに伺います!!





帰り際、先日播種作業を完了した落花生の畑の様子を確認するため、

落花生畑を訪れました。

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緑の棒が目印の私専用スペースは、もうすっかり落花生が発芽していました!

虫食いのように、所々発芽していない部分があるものの、概ね順調に生育しています。
 

収穫までまだ時間がありますので、今後もみなさんに、
落花生畑の様子をお伝えして行きたいと思います。


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更新日 2014年7月8日(火曜日)

ブルーベリー鉢、設置されました!

みなさん、こんにちは。

今回は、先週に引き続き、ブルーベリーの話題です。

 

7月1日(火)より、順次市内の各施設にPR用の柏市産のブルーベリーの鉢植えが設置されています。
私も初日、朝から設置作業に同行してきましたので、畑から設置されるまでの様子をご紹介したいと思います。
 

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先ずは、畑からブルーベリーの鉢植えを1台づつ運びだします。

この日は、朝から晴天に恵まれ、畑の中に立っているだけで汗ばんでくるほどでした。


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トラックに積み込み完了。

運搬中に鉢植えが動かないように、ロープで丁寧に養生していきます。

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いよいよ出発します!

トラック2台に分乗して市内各施設に向かいます。

それでは、ほんの一部ですが、ブルーベリー鉢の設置されている様子をご紹介します。

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富勢東小学校では、校長先生が笑顔でお出迎え。
 
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富勢西小学校。

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市立柏病院。

こちらでは、設置作業中から多くの市民の方々が、興味津々の様子で声をかけてきて下さいました。
 

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西原近隣センター。

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そごう柏店。8階の通路の展示スペースに設置されました。

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市内幼稚園。
 

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高柳近隣センター。

こちらは、施設内で一番日当たりが良く、目につく場所に設置して頂きました!

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光が丘近隣センターでも、来館者の目につく場所に設置して頂きました。

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あけぼの山農業公園、本館前。



 

この日は、市内9カ所にブルーベリー鉢の設置作業が行われました。

朝から、2回に分けて積み込み作業を行い、柏市内を北から南まで走り回りました。

どの施設でも、担当者の方が温かく出迎え、設置に協力をして下さいました。

また、声をかけて下さった多くの市民のみなさんは、
柏市でブルーベリー栽培が行われていることを知らなかったという方がほとんどで、
初めて見るブルーベリーの木に驚いていました。


 

まだまだ知名度は低く、今後のPR活動にも課題は残りますが、

先ずは、多くの関係者の協力のもとに、柏市産ブルーベリーの鉢植えが市内各所に設置され、市民の方に関心を寄せて頂く切っ掛けができたことを喜びたいと思います。

今回は、ブルーベリーにスポットを当てましたが、

これを機に、柏の農産物、そして農業そのものが多くの方にとって身近な存在となるように、今後も農家の方とともに活動していきたいと思います。


 

ブログをご覧のみなさんも、ぜひお近くの施設で
ブルーベリーの鉢植えを見つけたら、施設の方に一声かけて味わってみて下さいね!

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更新日 2014年7月1日(火曜日)

ブルーベリーの季節です!!

みなさん、こんにちは。

今回は、いよいよ旬を迎えた、柏産ブルーベリーの話題をご紹介します!

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昨年もご紹介しましたが、柏市内では2006年頃からブルーベリーの栽培が始まりました。

当初、6軒でスタートした柏ブルーベリー観光果樹園組合をはじめ、他の組合も含めて市内では現在約17軒の農家がブルーベリーの栽培を行っています。

ブルーベリーの木は、成木に育つまでに5~6年を要するものの、

低木で、収穫や手入れの手間も他の果樹と比較すると負担が少ない点や、

病害虫の被害を受けにくいことから農薬散布の必要もほとんどなく、

周辺に住宅地が密集する都市部でも、農地と住宅地の共存が期待できる農作物の一つとして、都市近郊型農業を営む市街地の農家を中心に栽培が進められてきました。


 

そんな柏市産ブルーベリーですが、現在は摘み取りや直売形式での販売が主となっており、卸売市場への出荷は行われていません。

という事は、いちご同様、新鮮な完熟状態の果実を味わうことができるんです。

これは、産地ならではの贅沢です!


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こちらは、市内ブルーベリー園のブルーベリーの品種のほんの一部です。

各農園では、数十種類、多い農園では50品種以上ものブルーベリーを栽培しており、

品種の食べ比べができます!

ちなみに、柏市は日本のブルーベリー栽培の地としては、南北両方の品種を栽培できるという地理的なメリットがあり、6月から9月までブルーベリーを楽しむことができます。

千葉県内でも生産量の多い木更津などの地域では、6月から7月ころまでがシーズンとされていますので、比較すると長期間楽しめることが分かります。


 

そんな柏のブルーベリーですが、まだまだ市内での知名度が低いことから、

あけぼの山農業公園と柏ブルーベリー観光果樹園組合とが協力して、

実のついた状態のブルーベリーの鉢植えを市内各所に設置して、PRをおこなう事になりました。

先日、他に先駆けて、柏市役所内にブルーベリー鉢が設置され、それに伴い試食イベントが開催されました。

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この様な鉢植えのブルーベリーの木を、関係者の方々が運んで設置していきます。

かなりの重量になりますが、市民の方に喜んでもらいたいと、朝早くから設置作業が行われました。

ちなみに、ブルーベリー鉢が乗っている黒い台座は、農家の方の手作りです。

水が漏れない様にゴムシートを敷き、木枠の下にはキャスターがついているので移動もラクラクの優れもの!


 

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市役所ロビーに設置された後、市役所を訪れた市民の方に向けて生産者ら関係者が、
朝摘みの新鮮なブルーベリーの実や、市内ブルーベリー農園マップの配布を行い、

柏市産のブルーベリーのPR活動を行いました。

職員さんに声をかければ、実際に設置された木から、

実を摘み取って食べてみることも可能で、初めて見たブルーベリーの木に

小さなお子さん達は大喜びでした。
 

 

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今年度は、市内約20カ所に30鉢以上のブルーベリーの木が設置される予定となっています。

7月1日から、順次設置予定となっていますので、お近くの施設でブルーベリーの木をみかけたら、

ぜひ施設の方に声をかけて、ブルーベリーの実を味わってみて下さい。

また、ぜひマップを手にとって、市内ブルーベリー農園へ足を運んで頂ければと思います。

新鮮な完熟ブルーベリーは、その場でしか味わえない感動の味です!
 

来年度以降は、ブルーベリー鉢のレンタルを有償で行う事も検討されており、

農家の新たな収益モデルになるのではと期待されています。
 

市民と生産者が近くにいる柏の農業が置かれた環境は、お互いにとってメリットを共有しながら、

新たな可能性を見いだすことができる恵まれた環境ではないかと改めて感じました。

 

私も一人の市民として、まずは柏市産のブルーベリーをぜひ堪能したいと思います! 

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