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更新日 2013年8月27日(火曜日)

朝市その1 サスティナ野菜市

 柏市内では、各地で朝市やマルシェが開かれています。農家の方が主催する野菜中心の朝市もあれば、飲食店なども参加する大きなマルシェもあります。

今回は、毎週水曜に中原防災公園で行われている「サスティナ野菜市」をご紹介します。

 

中原防災公園の牧場跡地「サスティナ実験広場」にて毎週行われているこちらの朝市は、一昨年12月から月1回のペースで始まり、昨年6月からは毎週1回のペースで定期的に行われています。

現在、約20軒の農家が登録し、常時4〜5軒の農家が出店しているこちらの朝市は、柏市の「カシニワ」制度を利用し、NPO法人 牧場跡地の緑と環境を考える会のサポートのもとに行われています。

 

朝市のぼり  

この旗が目印です。

 

朝市の様子 

遠くから見ると、このように農家の方がトラックで乗り付けてそれぞれの野菜を持ち寄って販売しています。お散歩中の方や、公園で体操をしている方々にはお馴染みの風景となっているようです。

 

 販売の様子

珍しい野菜も、農家の方に直接食べ方を聞きながら購入できるのがいいですね!朝市でしか購入できない珍しい野菜が沢山並びます。農家の方とお話していると、時間が経つのも忘れて野菜の話に花が咲きます。

 

スイカ 

スイカやブルーベリー、マクワウリなどはデザートに。

 

 

かぼちゃ 

南瓜も色々な品種があります。それぞれ特徴があり、それに合った食べ方があります。

 

加工品もあります 

手作りの漬け物も並びます。

 

卵もあります 

平飼いの卵は、貴重です。

 

サステナ朝市ポスター

毎週1回、年中無休で朝市を続けることは、簡単なことではないと思いますが、「自分たちが作った野菜を、出来るだけ毎日の食卓で食べてもらうには、イベントではなく日常生活の一部になる必要がある。だから、毎週休まずに続けていきます」という農家の方の言葉が印象的でした。

生産する側にとっても、消費する側にとっても、色々なやり方と選択肢がある中で、自分が何を大事にして誰とどの様に繋がっていきたいのか、改めて考えて行きたいと思いました。

 

朝市にも色々なスタイルがあって、規模は小さくても毎週定期的に開催されるものもあれば、月に1回の楽しいイベント的なマルシェもあります。主催する側の方々の想いも様々ですので、ぜひ直接足を運んでみて、自分の目で見て体験し、それぞれの魅力を発見していただきたいと思います。

ぜひみなさんも、お近くの朝市へ足を運んでみて下さい!!

 

 

サスティナ広場 

サスティナ実験広場については、NPO法人牧場跡地の緑と環境を考える会のホームページをご覧ください。

また、市内各地の朝市の情報は、広報かしわ7月1日号をご覧ください。

サスティナ野菜市

毎週水曜 午前7:00~8:00まで

年中無休

中原防災公園 サスティナ実験広場にて開催


 

 

更新日 2013年8月20日(火曜日)

収穫体験その1「トウモロコシ」

柏には、さまざまな形で「農」に触れる機会があります。

その一つが「収穫体験」です。

今回は、先日行われた「トウモロコシの収穫体験」の様子をご紹介します。

 

畑の目印

手賀沼の近くの畑が会場です。この旗が目印です。


園主の大山さん 

畑の持ち主で、トウモロコシを栽培した農家の大山さん。

 
トウモロコシ畑の様子

トウモロコシ畑の様子です。
 

収穫する参加者の様子 

小なお子さんも大喜びで収穫していました。

一緒に参加されていたおばあちゃんは、「昔は物が豊富ではなかったから、トウモロコシの皮を干して草履を編んで履いていたんですよ」と教えてくださいました。

この様に、年配の方の知恵を自然に聞くことができるもの、家族で同じ体験を共有するメリットだと思います。

収穫の様子 

昨年から行われている収穫体験ですが、家族連れで訪れる人が多く、リーピーター率はかなり高く、口コミでどんどん広がっているそうです。


トウモロコシの茎の部分

収穫したばかりのトウモロコシの軸の部分を噛んでみると、甘い!

サトウキビには及びませんが、イメージとしてはサトウキビの軸を噛みしめるような感じです。


穂をカットした状態 

1週間前に、収穫体験の第一弾が行われたため、一段目の収穫が終わったものは穂の部分を切り落としておきます。そうすることで、2段目が美味しくなるそうです。ちなみ

に、トウモロコシの髭の本数は、実の粒の数と同じです。ヒゲモジャのトウモロコシを探しましょう。

 

焼きとうもろこし

収穫体験に来た方へのサービスとして、農家の方が採れたての野菜のバーベキューや、旬の梨、手作りのお漬物、紫蘇ジュースなどを振舞って下さいました。どれも感動の味

です!!

採れたてを皮ごと炭火で焼いたトウモロコシは絶品!!!

ここでしか味わえない贅沢な食べ方です。

ぜひ来年の収穫体験に参加して、現地で味わってみてください。



カブトムシ 

また、事前にカブトムシやクワガタ、ザリガニなどが用意され、当日観察したり、希望者の方はお土産に持ち帰っていました。

特に男の子達の目は釘づけで、トウモロコシよりもこちらに興味深々の様子でした。

これも、自然が残る環境だからできるサービスですね!!

今回は、とくに農家やスタッフの方々が、「お客さんに喜んで欲しいから」と手作りの食べ物を持ち寄ったり、虫を用意したり、バーベキューの準備をしたりして、当日の案内を楽

しんでいる様子が印象的でした。

また、お客さんもみなさん充実した顔で帰って行かれる姿を目にして、私も嬉しくなりました。

収穫した野菜を味わうことや、農作業に触れるだけではなく、このような人と人の心の交流が、農業や街の未来にとって大きな意味を持つのではないかと改めて感じた1日で

した。

次回は、9月に稲刈り体験を予定しているそうです。

9月以降も、様々な野菜の収穫体験を企画中とのこと。

私もまた、農家の方の笑顔に会いに行きたいと思います!

収穫体験に関する今後のスケジュールや詳しいお問い合わせは、農菜土(のうさいど)まで。

株式会社 農菜土

電話:04-7137-7318

更新日 2013年8月13日(火曜日)

梨シーズン到来!

柏のなし直売所マップ(PDF形式:2,077KB)今年も柏に梨のシーズンがやって来ました!
千葉県は落花生のイメージが強いですが、「梨」の生産量も全国1位を誇っています。
今年は、7月下旬から収穫が始まっていて、品種によって収穫時期が違うため、10月頃まで収穫が続きます。

今回は、柏市内で唯一、梨狩りが楽しめる渡来果樹園さんを取材させて頂きました。園主の渡来さんは、高柳で60年以上続く梨農家さんです。10種類以上の梨を栽培しています。


梨棚
梨棚は、収穫しやすいように、高さ150cmくらいで設置されています。

温度計
この日も、気温は35度を超えていました。連日の猛暑の中の作業は過酷です。

幸水

現在最盛期を迎えている「幸水」は、主要品種の中では最初に収穫される、梨の代表格です。酸味が少なく、爽やかな甘さとシャリシャリした歯触りが特徴の人気の品種です。

かおり

最近人気の「かおり」は、梨には珍しく甘い芳香があり、クリーム色に色づいた大玉が特に美味しいそうです。収穫期に自然に落下してしまうため、収穫時期が短く希少価値の高い品種です。こちらは、9月中旬頃が収穫の目安です。


 

樹齢10年ほどの木
園主の渡来さんと樹齢約10年の木。

樹齢約60年の木
樹齢約60年の木。10年のものと比べると、幹の太さが全然違いますね!
まだまだ現役で活躍中です。
ちなみに、梨の木も人間同様、20歳から30歳くらいが勢いがあり、歳を重ねるごとに収量が少なくなっていくそうです。

蝉の抜け殻

 

梨選別機 

収穫した梨は、選別機械にかけられ、重さで分けられ箱詰めされていきます。



 

ぶどう 
ぶどう

プルーン
プルーン

キウイフルーツ


各梨農家さんの直売所には、梨以外にもブドウ、プルーン、キウイフルーツ、桃などが植えられている事が多く、運良く出会えれば購入も可能。色々な直売所に足を運ぶ楽しみが増えます!
(プルーン、キウイフルーツは、市内の梨農家さんの畑で撮影したものです)


柏の梨農家で組織する「柏市果樹組合」では、現在30軒以上の農家が名を連ね、毎年使用農薬のチェックや土壌の分析、栽培技術の研修などを行っています。また、若手が中心となり研究部を組織し、協力しながら技術の向上に取り組んでいます。

今年はぜひ、市内の直売所に足を運び、色々な品種を食べ比べてみて下さい!

また、地方への発送も可能ですので、贈答用にも喜ばれそうです。

 

今回取材させて頂いたのは、

 

渡来果樹園

柏市高柳1471−4

04−7191−0128

9:00〜18:00

定収日なし

梨狩り料金 1kg/600円

 

柏市内の梨農家の情報は、「となりの農家2」または、柏市果樹組合が発行する「柏のなし直売所マップ」をご覧下さい。

柏のなし直売所マップ(PDF形式:2,077KB)

更新日 2013年8月6日(火曜日)

ミニ野菜工場

今回は、柏市、UR都市機構、東京大学の恊働による柏市豊四季台地域高齢社会総合研究会のモデル事業のひとつである「ミニ野菜工場」に行って来ました。

農業といえば土と太陽の下、自然と向き合うイメージが強いですが、最先端の技術を用いて、人工的に管理して野菜を栽培する研究がすすめられています。

 

agri-cube 

agri-cube

現在、改修工事が進んでいる豊四季台団地の一角に、2台の移動式のコンテナ「agri-cube」が設置されています。小窓から、中で野菜が育っている様子をのぞく事ができます。

 

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野菜工場の中では、水菜、多喜菜(子かぶ)、2種類のレタスの合計4種類の野菜が試験栽培されています。

室内の温度は摂氏20度に設定され、光の照射時間や溶液の濃度などを細かく分類、管理しながらデータを収集しながら栽培方法を研究中です。

外と遮断されているため病害虫のリスクが少なく、無農薬栽培が可能で、残留農薬や土、虫などの混入の心配もありません。

味もしっかりと野菜の味です!!

 

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こちらの施設では、4名のシニアの方々が就労しています。

今までの農業に対するイメージとは違い、機械を使う事もなく、体力的にも不安を抱えるシニアの方にも十分に可能な作業の為、いきがいとして就労し、社会の一員として活躍できる新しい場として期待されています。

実際にスタッフの方にお話を伺ってみると、野菜の管理はもちろん、美味しい食べ方や将来的な販路などについて、キラキラした目で話し合いながら作業されている様子が印象的でした。

 

農業というのは、多くの人の食料を生産するというだけではなく、生きがいだったり、観光だったり、教育だったり、まだまだ色々な分野にも応用できるのではないかという希望を改めて持つ事ができました。

これからも、農業の持つ新しい魅力や可能性を発見していきたいと思います!