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更新日 2013年7月30日(火曜日)

完熟トマトあれこれ

夏野菜といえば、キュウリにナスにピーマン。枝豆、ゴーヤ、南瓜にトウモロコシ。中国野菜の空芯菜やモロヘイヤなどなど、他にも沢山の野菜が直売所で販売されています。そんな夏野菜の中でも「トマト」に注目してみたいと思います。

 

文句なしに夏野菜のイメージを持つトマトですが、柏では生産のピークは終わっていて、4月後半くらいから7月初旬くらいまでが一番の最盛期になります。これからの季節は暑すぎてトマトの木が弱ってしまったり、高温障害や病気にかかるリスクが高く、実は生産している方は少ないそうです。

(もちろん、栽培方法に工夫をこらし、通年出荷をされている農家の方もいらっしゃいます)

 


トマトハウス栽培の様子1


トマトハウス栽培の様子2
 

柏のトマトの多くは、ハウス栽培されています。真夏のビニールハウスの中の気温は、40度を超えてしまうとか。。。トマトに限らず、農家の方の作業は地道で過酷なものも多くあります。

 

 
お尻カサカサトマト。栽培中、トマトの水分量を極限まで減らすことで美味しいトマトになるそうですが、わずかのタイミングでカサカサになってしまうそうです。

お尻の部分が茶色く乾燥しています。

こちらの農家では、栽培時のトマトの水分量をギリギリまで抑えてトマトの旨味や糖度を上げる工夫をされているのですが、お水をあげるタイミングがほんの少しずれただけで、この様にカサカサ肌になってしまうそうです。

ちなみに、この状態のものは市場に出荷はできないのだとか。

しかし、このカサカサはトマトの水分量が抑えられている証拠でもあり、味はかえって濃厚で美味しい!販売できないなんてもったいない。。。

 


「もったいない」に共感して下さった方、ご安心下さい!
最盛期に出荷できない完熟トマトを何とか利用しようと工夫する取り組みが始まっています。

 

2010年に東葛6市(松戸、流山、柏、野田、鎌ヶ谷、我孫子)に拠点を置くレストランのオーナーさん達が立ち上げた「東葛レストランサミット」では、地域振興や地産地消の推進、街の文化的レストラン創造による社会貢献などを目的として様々な活動をされています。

その中のいくつかのレストランでは、地元の数軒の農家の完熟トマトの中でも出荷が難しいお尻カサカサトマトや、肌荒れトマトを集めてピューレに加工したものを利用したオリジナルメニューの開発に取り組んでいます。

 

柏産完熟トマトのトマト麺。牛テールのスープとトマトがとてもよく合います。 

こちらは、中華料理店で提供されている柏産完熟トマトのトマト麺。トマトと中華麺とは意外な印象を受けましたが、中華料理では珍しくないのだそうです。お味も絶品でした!!

 

 

完熟トマトのケチャップ。栽培から加工まで全て柏で行っています。 

また、農家の加工施設では、地元の完熟トマトを利用してピューレやケチャップ、ソース、ジャムへの加工の取り組みも始まっています。

1瓶にトマト約1キロ分が詰まっています!

 

 

 

他にも、地元農家の加工施設や、レストラン、お菓子屋さんでは、トマトを使ったスイーツも開発、販売されています。

あらゆるジャンルの料理やスイーツにも変身するトマト、来年はもっともっと色々な形になってお目にかかれそうです!

 

 

完熟トマトピューレを使ったオリジナルトマト料理を頂けるお店について知りたい方は、「東葛6市レストランサミット」さんのホームページからお問い合わせください。

【今回うかがったお店】

中国料理 文菜華

〒277−0011 柏市東上町2−2

TEL 04-7164-5211

LUNCH 11:0014:30LO-14:00

DINNER 17:30〜(LO-22:0023:00 CLOSE

CLOSED 月曜日 ※祝日の場合は翌火曜日

 

更新日 2013年7月23日(火曜日)

かしわ市民大学 農×食クラス

みなさんは、「かしわ市民大学」をご存知ですか?
平成23年10月より、「柏のまちの課題について学び、未来を考えたい」という市民の思いから開校され、現在3期目の講座がスタートしています。

その1つ、「農×食」をテーマにした講座のフィールドワークの様子をご紹介します!

 

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柏に住んでいても、農家の方とお話しをしたり、畑を案内して頂く機会はありそうでありません。学生の皆さんは、興味津々で農家の方のお話に耳を傾けていました。

一口に畑と言っても、柏のフィールドは本当に多様だと改めて感じました。

自然豊かな農村の風景、住宅地の中に点在する都市型農業、最先端の技術が詰まった植物工場など、また栽培されている品目も本当に多種多様です。

「柏には名物がない」とよく言われますが、特定の何かにスポットは当たらなくても、「何でもある」のが柏の大の魅力なのではないかと思います。

それを自分の目で見て確かめて選べる環境というのは、消費者側からも生産者する側からも、恵まれた環境なのだと改めて感じました。

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市内の直売所やスーパーなどでも、地元野菜を取り扱っています。それぞれのお店ごとに、こだわりや個性があります。

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昼食には、かしわ市民大学学長である秋山市長も同席。地元野菜を使ったお料理を頂きながら、柏の農業に関して意見交換をしました。

改めて、柏の農業は奥が深くて、1日では全く足りないということが分かった1日でもありました。

かしわ市民大学を通じて地元の農業や食に興味と関心を抱いた学生さん達が、1年後にはそれぞれの関わり方を見つけ、それぞれの立場で活躍されている姿を想像すると、なんだかワクワクしてきます!
農でも、食でも、他のテーマでも、何かの形で地元に関わりを持つことで、人と人との出会いや繋がりができて、そこから街への愛着が生まれ、ますます自分も自分の周りも楽しくなる!!かしわ市民大学は、そんなきっかけの場でもあるのだと思いました。

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更新日 2013年7月16日(火曜日)

ブルーベリー狩り!

 連日、暑い日が続いていますね!そして、もうすぐ夏休み。

夏祭りに、花火大会、家族旅行などなど、楽しいイベントが目白押しの季節。
そんな中、遠くに出掛けなくても、地元柏で楽しめる「狩り」に出掛けてみませんか?
今の季節は、「ブルーベリー狩り」がおすすめ!

柏市では、6月中旬から9月中旬頃までブルーベリーを楽しむことができますが、一番のおすすめは7月から8月に食べ頃を迎える品種です。粒も大きく、酸味と甘味のバランスが良く、香りもいい!

今回は、柏ブルーベリー観光果樹園組合さんの畑に行ってきました。

 

ブルーベリー木 

こちらがブルーベリーの木です。見たことない方もいらっしゃるかと思いますが、意外と低木で、1m〜2mくらいまでの高さなので、小さいお子さんでも狩りを楽しめます。

 

実アップ 

ブドウと違い、一つ一つ色づくタイミングが違います。色の濃い、完熟した実を摘み取りましょう。(詳しくは、農家さんが丁寧に教えてくれます!)

 大きさ比べ

品種によって大きさも全然ちがいます!スーパー等で一般的に見かけるのは、一番右手のサイズ。大きいものは500円玉くらいになります。ぜひ、畑に行って探してみてください。

 

 ネット

ブルーベリー畑をぐるっと囲むように設置されたネット。鳥たちのつまみ食い防止用。こちらの農園では、梨農家のノウハウを利用しているそうです。梨畑で見かけるものと一緒ですね。農家さんごとに工夫を凝らしていたり、農園ごとに栽培している品種もいろいろで、あちこち回ってみて、違いを発見してみるのも楽しみです。

ちなみに、こちらの農園には、ブラックベリーやラズベリーの木もありました。こちらも摘み取り可能。

 

花

こちらがブルーベリーの花です。5月ころに鈴蘭のような綺麗な白い花を咲かせます。桜の後はブルーベリーのお花見もいいかも!(ブルーベリーは、ツツジの仲間。葉っぱをみると納得です)

 

ソフト

最後に、こちらが8月1日から発売予定のブルーベリーソフトクリーム。ひと足早く試食させて頂きました。爽やかな酸味と優しいブルーベリーの香りが美味しい!色も綺麗です。(道の駅しょうなんにて発売予定)

他にも、市内の洋菓子店やレストランでは、柏産のブルーベリーを使ったスウィーツが食べられるお店もあります。ぜひお近くのお店をのぞいてみて下さい。

 


平成18年より、柏市ではブルーベリーを栽培する農家を支援し、ブルーベリーのブランド化、産地化に力を入れています。

また、栽培農家も増え、年々生産量が伸びてきたブルーベリーを加工する取り組みもあちこちで考えられています。

新鮮なブルーベリーを生で食べるのもよし、ケーキ屋さんやレストランのデザートでも楽しめたり、農家の方の手作りジャムをお土産にするのもよし。地元ならではですね!

 

今が旬のブルーベリー、ぜひ味わってみてください!

 

 

お近くのブルーベリー農園の情報は、柏ブルーベリー観光果樹園組合ホームページ
または、「広報かしわ7月1日号」の紙面(ページ下段)をご覧ください。

 

更新日 2013年7月9日(火曜日)

柏の直売所 その1

みなさん、はじめまして!
フードコミュニケーターのもりわきなつみです。
これから毎週火曜日、柏の「農×食×人」をテーマにブログを担当することになりました。
柏の農の魅力を、ときには農家、ときには消費者などなど、多様な視点からお伝えして行きたいと思っています。
旬の野菜情報や食べ方などもご紹介しながら、楽しく更新していきます。
どうぞよろしくおねがいいたします!

さて、第1回は「柏の直売所 その1」。

最近は、スーパーなどでも地元野菜コーナーを見かけることが多くなりましたが、やはり種類も量も豊富なのは直売所です。
市内には、大小さまざまな直売所がありますが、中でも特におすすめが「かしわで」と「道の駅しょうなん農産物直売所」です。
両直売所ともに、旬の野菜をはじめ、果物、お米、卵、加工品などがところ狭しと並んでいて、見ているだけでワクワクしてきます!!

今回は、そのうちの1つ、手賀沼のほとりにたたずむ「道の駅しょうなん農産物直売所」に行ってきました!

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 あまり知られていませんが、道の駅しょうなんは「柏市都市農業センターつばさ」という名称なんです。
旧沼南町に位置し、市の農業の拠点としての顔も持っています。

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直売所の入り口には、色とりどりのお花が並び、入り口から奥まで、たくさんの野菜や果物、卵、お米、加工品などが並んでいます。
土・日は特に混雑していて、身動きが取れないほどの大盛況です。(ねらい目は平日の午前中)

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農家の庭先に咲くお花が並ぶことも。季節を感じさせてくれます。

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ジャガイモも、定番から珍しい品種まで、さまざまな種類が並んでいます。

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お菓子やパン作りの他、お料理にも使えます!揚げ物の衣に使用すると、小麦粉よりもカラッと仕上がります。
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今が旬のブルーベリー。他にも、季節によりイチゴ、梨、ぶどう、キウイフルーツ、柿、いちぢく、すもも、マクワウリなどの季節のフルーツも並びます。ドラゴンフルーツを見つけた時は驚きでした。もちろん、柏産!!ぜひ、掘り出しものを探してください。

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直売所の帰りには、お隣りのレストランにて、柏産イチゴで作ったソフトクリームを食べるのもお忘れなく。
こちらは、期間限定で7月31日までの販売。8月からは、柏産ブルーベリーのソフトクリームが発売されます。楽しみっ!! 

今回ご紹介したのは、道の駅しょうなんのほんの一部です。
柏が誇る観光地、手賀沼の散策がてらぜひ足を運んでみて下さい。これからの季節、手賀沼の蓮が見ごろを迎えます。
また、手賀沼周辺には、収穫体験ができる畑や体験農園もあります。
帰りには、近くの天然温泉で汗を流すのもよし。
おすすめの農体験スポットです。



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自転車の方も、ゆっくり休憩できそうですね。バスや車の方は、レンタルサイクルも利用できます。
 

 なお、柏市内の農家情報、直売所、飲食店情報をまとめた「となりの農家2」は、柏市役所ホームページよりダウンロード可能です。


道の駅しょうなん

柏市箕輪新田59-2

★農産物直売所

 (営業時間 9月~3月 9:30~18:00)

 (営業時間 4月~8月 9:00~19:00)

 定休日 毎月第2水曜日

★レストラン ヴィアッヂオ

 (営業時間 8:00~21:00)

  年中無休