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更新日 2017年7月28日(金曜日)

野球でも柏から世界へ~日本野球連盟国際審判員~

 小出さん①

柏市役所保健福祉部福祉政策課勤務の小出嘉則さんは、全国でも30人、千葉県には2人しかいない日本野球連盟の国際審判員として活躍しています。

小出さんは柏第四小学校に在籍していたときに地域の野球クラブに入り、そこから中学、高校、大学と学生時代、野球に励みました。柏市役所に入ってからも野球に勤しみ、平成11年の官公庁野球大会では優勝、そのとき投手として主力でチームをひっぱりました。

市の野球部がなかなか精力的に活動できなくなったときに、市役所や地域のスポーツを支える人々のためにも、地域のためになにか還元したいと考えるようになったそうです。そんなときに声がかかったこともあり、30代後半に審判を目指すようになりました。

インタビューの様子①

野球にはプロ野球のほかに、高校野球、大学野球、社会人野球、軟式野球などがあり、小出さんは高校野球(地区大会)、大学野球、社会人野球、軟式野球の審判員をしています。最近では、社会人野球の1番大きな大会、都市対抗野球があり、東京ドームで審判をしました。審判をする試合の日は、有給休暇をとって、自分の道具を持って球場に行くそうです。本当に野球が好きだからこそできることです。

国際審判時写真①

また近年、それぞれのカテゴリーで、バラバラではなく統一させてやっていこうという動きがあり、野球でもインスタラクター制度ができました。今までは特に資格はなかったのですが、この制度ができたことにより、自分のランクが示されるようになりました。

国際審判時写真②

国際審判時写真③

日本でも数少ない国際審判員の小出さんがとても刺激を受けた大会があります。それは、2013年に日本から唯一審判員として参加したワールドベースボールチャレンジです。日本からは都市対抗優勝チームのJX-ENEOSが出場し、カナダで開催されました。このカナダでの国際大会が小出さんに与えた影響はとても大きく、野球人生だけではなく、人生の貴重な経験をしたと言います。日本はまだ勝つための細かい戦術を緻密につかってお互いせめぎ合う野球をしていますが、海外では戦い方が全く違うそう。良いボールがくれば打つ、ただそれだけ。選手もファンも相手チームをリスペクトし、スタジアム全体が一体となってとにかくシンプルに野球を楽しんでいる。その光景に心打たれたそうです。日本もいつかそうなったらと、夢はふくらみます。

国際審判時写真④

仕事の調整をしながらの審判員としての活動ですが、とても楽しいし、充実していると小出さんは笑顔で話してくれました。たとえ選手でなくても、同じフィールドにたつプレーヤーのような気分でいられるそうです。

高校・大学野球などいろんなカテゴリーから世界まで、野球の審判員を通じて培ってきたことを、地域に還元していくことが最大の夢だと話してくれました。その時代時代で野球も変化している、そんなことも地域のお父さんに伝えていって次世代につなげていってほしいし、シンプルに楽しめるスポーツだということをもっと多くの子供に知ってもらってぜひ野球を楽しんでほしいと。

そのためには、大人が楽しむ姿を見せるのが1番!そう話す小出さんを見ていたら、こちらまで幸せな気分になりました。これからも、柏市役所勤務で国際審判員である小出さんに注目です!!

カシスポ

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更新日 2017年7月14日(金曜日)

目指すは東京オリンピック~0.27秒の壁を乗り越えて~

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シドニー五輪マラソン金メダルの高橋尚子選手もかつて所属していた女子陸上の強豪、1997年創部の積水化学女子陸上競技部。実は柏市を拠点として活動しているのをご存じですか?手賀沼周辺でランニングをするほかにも、柏の葉や白井、野田の競技場で練習をしています。

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先日行われた、第101回日本陸上競技選手権大会では、3000m障害で優勝した選手がいます。

チームキャプテンを務める、森智香子選手です

2015年、2016年と、惜しくも2位だった森選手。特に昨年は、9‘45“27の自己ベストを出しながらも、1位の高見澤選手に1"05の僅差で優勝を逃しました。また、それと同時に、リオ五輪出場も逃してしまい、そこからは「0"27でリオに届かなかった選手」と呼ばれ続けた1年。それもあって今回の優勝は喜びもひとしおでした。

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走力が強い森選手は、1500mでも2位という成績を残しています。3000m障害では自己ベストを出しても優勝できず、「日本一は近くて遠い」とずっと感じていたそう。しかも昨年は、優勝して五輪出場かそうでないかの天と地の差を味わったので、とにかく精神的につらい1年でした。目の前の目標を失い、自分でも思った以上に練習に身が入らない日々が続いたそうです。夏の網走合宿でも、いろいろ思い出してしまいモヤモヤしていましたが、合宿先で野口英盛監督やコーチに支えてもらい徐々にメンタルが戻ってきたそう。とにかく、監督、コーチへの感謝の気持ちを口にしていました。

「昨年があったから今がある、0"27に意味がある」これからの人生に生きてくると監督が涙ながらに話してくれたそうです。

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森選手の持ち味は走力、課題は水壕と語るのは、春田真臣コーチ。自身も障害の選手だったこともあり、森選手の走力の強みとともに障害の競技へと導き指導してくださっています。優勝したレースもプラン通りでいけたらしく、あとは、障害の部分でタイムを縮められれば、世界選手権参加標準記録も夢ではないと語ります。

8月の世界陸上出場をかけたホクレンディスタンス網走大会では結果が残せませんでしたが、ここからまた練習を積んで、きっと夢を叶えてくれると思います。

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もちろん夢は、3年後に控えた東京五輪出場です。陸上では、27、8歳が1番力が発揮できる年齢ということもあり、年齢的にも経験的にも、3年後は大きなチャンスであり、1番の目標だということです。

またチームキャプテンとして、結果を残してチームをひっぱっていってくれるでしょう。

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見た目もとても美しい森選手。柏を拠点に練習し、生活もしているので、気分転換やメリハリがとてもつきやすいそうです。強く速く美しくをモットーに女性としても輝いている森選手にこれからも注目です!!!

ランニングクリニックなど市民の方とふれあえるイベントもありますので、皆さんも選手の方々に会いにいってくださいね。

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