過去の記事一覧

2017年11月の全ての記事一覧

更新日 2017年11月22日(水曜日)

女性だけじゃない、女性用下着のお店です

  今回お話を伺わせていただいたのは、女装用下着を中心としてトールサイズのランジェリーを扱うネットショップの『フリージア』代表の西澤由美さんです。西澤さんは「あったらいいながきっと見つかる」をキャッチコピーとして、店頭ではほとんど売られていない大きめのサイズの下着をオンラインで販売しています。

 本日は,たまたま柏高島屋で催されていたハロウィンイベントで商品を出品されていたので、イベントブースでの取材となりました。

写真1 

一番右が西澤さん

Question 1


トールサイズの下着というとかなりニッチですが、この事業分野で起業をしようとしたきっかけは何ですか。
   

Answer 1  

2年前までは正社員として働いていましたが、実は…その傍ら、ランジェリーを商材とした副業もしていました(汗。副業の収入が本業を上回り、忙しくなってしまって、体調を崩してしまったことを契機に、2015年12月に退社し、トールサイズの下着のネットショップ一本に絞りました。

「なぜ、トールサイズの下着」に目をつけたのかというと、娘の身体が大きく、娘に似合う下着がなかなか無い! というのがきっかけでした。ですから、きっかけとしては結構いきあたりばったりだったかも(笑)。そんな理由でスタートしたので、仕入れ先を探すことからでした。詳細を聞ける方もいなかったし、自分の足で探しました。

2016年1月に柏商工会議所主催の創業塾に入り勉強して、素人に近い状態からスタート。商工会議所の方に教えてもらいながら何とか起業できました。創業塾は起業したい人にとっては本当にオススメですね。創業塾を受講することで、登録免許税の減免や融資を受けられますし。
 

 

Question 2
   起業して良かった・悪かった点を教えてください。 
 写真2
Answer 2   
     

やっぱり一番良かったのは「自由がきく、そして、稼げるだけ稼げる」こと。やりたいだけ収入を得られるし、時間も自由にやりくりできる。サラリーマン時代は上限がきまっていましたし、組織の一員ですからそんなに自由にはできません。悪かったことというのは特に無いのですが、全て一人でやらないといけないため、福利厚生などの目に見えていない会社が負担していたものが増えたり、年末調整などの事務処理を行ったりが大変です><

なお、当初、リアル店舗を構えようと考えていたのですが、かなり内装費用などがかかる見通しだったため、ネット販売だけでいくことを決めました。この種の商品を扱ってみてわかったことですが、店頭よりもネットの方が買いやすいという声をいただいています。ネットだけにしたのが良かったと感じている。 

写真3

Question 3
男性の顧客がかなり増えたとのことですが?

Answer 3

当初は想定していなかったのですが、男性からの反応が大きく、「可愛く女装したい男性」からの注文が増えてきました。今では、男性が買いやすいように男性向けのコピーを考え、プロモーションを行っています。

特別なサイズを扱っているので、サイズに関するリクエストを受けることが結構多いのですが、私どもの会社で生産しているわけではないので、探してなければ「ごめんなさい」をしています。同様の商品を展開している会社はネットにいますが、リアル店舗にはほぼないため、私どもの商品は特別にオーダーして生産してもらっています。


Question4

 今後のビジョンについて教えてもらえますか?

Answer 4

   特注といえども、既定のサイズなので、まだサイズのあわない人たちがいます。その人たち向けの商品をもっと充実させていく予定です。そして、「女装下着NO.1企業」を目指したいと考えています。

 

 

(学生コメント)

 元々は娘さんの体型がきっかけで始めた副業を本業にしてしまった西澤さん。大変バイタリティあふれる方でした。創業塾で知り合った方とも今でも交流があるようで、今回私たちが取材に訪問した柏高島屋のイベントは、創業塾の先輩に誘われて出品したとのこと。

 いつか女装の聖地「歌舞伎町」などで、『フリージア』の名前を知らない人がいないくらいの知名度を獲得できるのを私どもも期待しています。西澤さんの「あったらいいな」というご自身の体験をもとに、お客様に商品をお届けされている姿勢にとても惹かれました。

 

(執筆)古谷樹

(撮影)髙尾 美嬉

 

取引対象企業の基本情報(記事執筆時点)

企業名:フリージア

代表:西澤 由美

Webサイト:http://www.freesia-online.jp/index.html