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更新日 2017年9月21日(木曜日)

新世代!「ソーシャルビジネス」のパイオニア~日本のシニアと日本語学習者のマッチング!?~

   

 今回取材させていただいたのは、株式会社Helteの代表取締役 後藤 学さんです。
後藤さんは学生時代,2カ国への留学経験や約30カ国へバックパッカーとして旅行した経験を持つ等、非常に爽やかでアグレッシブな方で、楽しく取材を進めることができました。

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 左から2番目が後藤社長。両端は従業員のお二人です。



Question 1

 御社の事業は「ソーシャルビジネス」とのことですが、具体的に教えてください。

Answer 1

 東南アジアで日本語を学んでいる学生と介護施設に入居している日本人の高齢者をマッチングさせる事業を行なっています。
日本人高齢者が日本の文化や歴史、知恵、経験等を、ビデオチャットを介して話し伝えることで、老人ホームに居ながらも社会との交流を保つことができ、高齢者に対してもより良い効果を与えることができます。一方で、日本語を学びたい外国人には自国にいながら、リアルタイムで日本人と会話ができる機会があります。
将来的には、このマッチングによって日本語を勉強した外国人が介護士として働き、日本の介護士不足を解消させていきたいと思っています。 

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Question 2
   なぜ日本語を学ぶ外国人と日本人高齢者をマッチングさせようと思ったのですか?

 
 
Answer 2   
 大学時代、アメリカやインドに留学しており、帰国後英会話教室などに通うお金がありませんでした。
そこで、私の母の紹介でアメリカのCCRC(Continuing Care Retirement Community)に住むアメリカ人のおばあちゃんとスカイプで会話する機会を得ることができました。そこで、現地の文化や歴史、知恵、経験が多く得られました。
 今現在、東南アジアには400万人の日本語を学びたいと思っている人がいると予想されています。しかし、彼らは経済的理由で日本へ行くことができなかったり、会話する機会がなかったりするのが現状であり、東南アジアでは多く見られます。このような「語学学習難民」は留学から帰国した直後の私自身と非常に重なりました。

 一方で、私の祖父が介護施設に入居したのをきっかけに祖父から色々話を聞くと、「誰かに教える」「文化を伝える」という体験型のアクティビティがあっても良いのではないかと感じました。

このような体験や思いがきっかけとなり、このソーシャルビジネスを発案するに至りました。

   写真3

Question 3
 なぜ柏市で創業したのですか。


Answer 3 

 私の出身が柏であったことももちろんですが、柏というまちが今後大きく発展する可能性を持っており、今現在成長している過程にあると思ったからです。
 また、実は私、商工会議所のかしわ創業塾の出身で、このブログでも紹介されたSamforte(サンフォルテ)株式会社のシュタウスきりこさんと同期なのです。創業塾をきっかけとした仲間たちが柏にいるというのも大変心強く思います(同業者だとライバルになってしまいますが…笑)。

 写真4

 
Question4

 創業する前と後で、ギャップはありましたか?



Answer 4

 2つあります。1つは自分が思っていた業界の成長スピードが想像よりも遅かった事です。介護業界は情報技術の導入に対して比較的保守的であったということです。もう1つは、私たちの知識、経験、人脈不足により思うように企業が成長しない事が創業前と後のギャップだと思います。


Question5

 これから起業する人達へのメッセージをお願いします。

Answer 5
 港を出てみないと分からない事が多い中、どんなボロ船でも出港することが大事であり、もし沈没したとしても港に戻って再出港すれば良いと思います。起業することに対しても、リスクを背負って楽しむことが重要だと考えています。

 写真5

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学生一言

「日本の高齢者は元気でまだまだ活躍できる」という点と日本語の「語学学習難民」が現状多くいるという点をそれぞれ結びつけることが、ただ単に日本語を教えるという価値以上の価値を生み,斬新で画期的で非常に面白いと感じました。
後藤さん自身,大学生時代は非常に様々な経験をしていらっしゃる方で、その経験に基づくお話を聞いている中で、私も残りの学生生活を後藤さんの様に充実させたいと強く感じました。

(執筆)辻 大輝

(撮影)吉田 健一郎

 

取材対象企業の基本情報(記事執筆時点)

企業名:株式会社Helte(ヘルテ)

代表者:後藤 学

住所:千葉県柏市東上町2-28 第一水戸屋ビル3F Noblesse Oblige内

Webサイト: https://www.helte.jp

 

更新日 2017年9月1日(金曜日)

Detective Suzaki「あれれ~おかしいぞ」

 

 (※今回のタイトルは某アニメを参考にさせていただいております)

 

 今回取材をさせていただきましたのは、株式会社トラスト トラスト探偵事務所 代表取締役 須崎 秀幸さんです。TVドラマやアニメ、漫画等で正義の味方となることが多い探偵。私たちが抱く探偵のイメージは本当に合っているのか、そして、探偵という少々珍しい(失礼^^;)ビジネスの苦労などについて、取材してきました。


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Question 1

   

柏で起業しようと思ったきっかけは何ですか? また、創業時に苦労したことは何ですか?

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Answer 1

      

 高校生のときから柏に住んでいたことが一番大きいです。そして、東京・茨城、埼玉に近く、アクセスが良いこと。人が多い地域というと東京となるわけですが、都心でいきなり挑戦するのはハードルが高く、かといって、人がいない地域で事業展開をしても仕方ないと思い、柏での起業を決めました。

起業したての頃は、探偵をしたくてたまらなかったので、楽しくて仕方なかったですね。ただ、集客をするのに大変だったときもありました。具体的には、チラシを自分で作って、ポスティングをしたりすることも。手が空いているときは、他の探偵社のヘルプとして協働して案件にあたったりもしました。

起業時は私1人でしたが、今では従業員が6人に増え、全員が現場にバリバリ出て活躍しています。

 

Question 2
   

このブログの趣旨とは少し異なってしまうのですが、「探偵の実際」について、ズバリ教えてください!

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Answer 2   
    

色々な案件を受けているのですが、実務で言えば、調査、具体的には「張り込み」が中心になります。クライアント(依頼者)のためにも絶対に失敗はできない。結果が出ないと、信用がなくなってしまうため、緊張感がとてもある業務です。

 

例えば、浮気調査で調査対象者が個人宅に入っていったとします。当然、そこから出てくるまで待つわけですが、住宅街で車のエンジンかけたままにはできないから、炎天下の中、車のエンジンをきって何時間も張り込みすることもあります。その時は、車の中に氷を用意したりしています。

このような苦労をしながら、いわゆる決定的瞬間となる「一瞬の証拠どり」をしていきます。この一瞬の証拠写真は私たちにとっては一種の作品です。決定的瞬間の証拠収集ができて初めてクライアントの依頼に応えることができたと言えます。依頼者の中にはいまだにお中元とかを送ってくださる方もおります。

 

実際、様々な依頼がありますが、犯罪に関わる調査などは見極めて、受けないようにしています。

   

Question 3

探偵にはどのような人が向いているのでしょうか?

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Answer 3

  

先を読むというようなスキルがあると望ましいと思います。警戒心もある程度強いとベターです。先ほどの話ではありませんが、張り込み中に、「暑いからエンジンかけちゃえ」というのはまずいですね。あらゆるパターンを考えて、柔軟かつ慎重に対応できる人が向いています。

少し話はズレますが、某アニメに影響を受けて探偵になった従業員もいます(笑)。

 

(岩村・達川コメ)んーー私たちには向いてなさそう(泣) なお、画像の機器は盗聴器を発見するためのものです。女性が男性からもらったぬいぐるみの中に入っていたこともあるとか….(怖)

  

Question4

 今後、起業される方へのアドバイスをお願いします。

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Answer 4

   

私の場合、行政からの支援を受けず、自己資金300万で事業を始めました。柏は、地理的な面ではとてもいいと思います。実際、私自身、柏を拠点として、東京・茨城と広げていきました。スタートアップの拠点としては、ここはとても良い場所。人口も増えていますし。

そして、どの事業を始めるにしても目標を高く、当該事業の地位向上を意識してほしい。企業なので利益を出すことは事業を継続させる上で必要なことですが、その一方で、私たちが営んでいる探偵事業はまだまだ怪しい職業と見られがちなので、その地位を上げていきたいと考えています。

写真6

 

 最後に、「実際とドラマでは違うところはありますか」と質問したところ、探偵ドラマは見ないそうです。理由としては実際とは違うところがあるため、ツッコミを入れたくなってしまうからだそうです。盗聴器を見つけるシーンではすぐには見つかるものではなく、ドラマとは大幅にズレています(実際は見つけるのに本当に時間がかかるし、地味な作業だそうです笑)。

ちなみに、張り込みと言うと「あんぱんと牛乳」が定番ですが、それはあながち間違ってはいなく、お弁当だとバレる可能性があるため、お手軽に食べられるものが主流になっているそうです。

 

(執筆)岩村京香・達川奈央

(撮影)吉田健一郎

 

取材対象企業の基本情報(記事執筆時点)

企業名:株式会社トラスト

代表者:須崎 秀幸

本社住所:千葉県柏市大塚町5-10

Webサイト:https://www.tr-office.jp/