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更新日 2017年8月16日(水曜日)

捨てられますか? 自分が育てた野菜で調理した料理を。


 
株式会社 CHATEO Table beet 代表 安生俊一


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 今回取材させていただいたのは、柏市に農園レストランを構える株式会社CHATEOが運営するTable beet代表取締役の安生俊一さんです。
Table beetさんは代表の安生さんがご自分で栽培された野菜を,安生さんご自身が作る料理で頂けると言う、農園レストランになっています。


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Question 1

  
 柏で創業した理由はなんですか?

Answer 1

    

 地元が柏近辺であったことと、街と田舎が融合する場所であり、お店のコンセプトでもある、農園レストランという考えに街自体が当てはまっていたからです。


写真4

Question 2
 
 なぜ自ら農園レストランを経営しようと考えたのですか?

 
Answer 2   
   

 元々東京都内の洋食店に勤めており、そこで疑問に思うことがあったからです。
 肉や魚などは産地のブランドの影響力が強いことに対して、野菜については「どこの産地であっても、とりあえず用意すれば料理として出せる」という様にブランドの影響力が弱いという考えに疑問を持っていました。

 もし起業前に洋食店で勤めていなければ、この疑問を抱くことができず、Table beetとは全く異なるコンセプトの密集地でキャッチーなお店を経営していたと思います。

  

Question 3

これからのビジョンを教えてください。

Answer 3

 

 新しく2店舗目を展開することよりも、今あるこのTable beetの店舗としての質を向上させたいと思っています。

 例えば、素材を自前で用意して、究極を言えば仕入れをゼロにしたいと考えています。

 他にも、売り物にならない様な傷モノの野菜などを加工できる様な加工所を作り、畑でのムダも少なくしていきたいと考えています。

 更に、経営理念として「何もない所(=ゼロ)から作りたい」と考えています。

 しかし、何もかもゼロから作るには個人レベルでは壁があると感じているため、行政と連携した取組を行う際は自分の考え方や色を出すことができるよう取り組んでいきたいと考えています。

 

Question4

 これから起業される方へのメッセージをお願いします。

Answer 4

  目標を1つ1つ達成する手段をどう選んでいくかで道はどんどん変わっていくので、自分のわがままをどう貫いていくかが大切になるのかなと思います!



 

 

店内は安生さんのこだわりが感じられるインテリアで飾られており、Table beetのロゴや店内の黒板の絵はデザイナーさんに依頼したそうです!

写真5 

 

店内の片隅には安生さんの農園で採れた野菜の販売が行われていました。

その野菜の多くは西洋品種であり、他のレストランにも納品しているとのこと。新鮮な西洋品種野菜をお店や自分の家で食べられるというのは、柏にあるTable beetさんだからこそできるのだと思いました。


写真6

 

安生さんの考えとして

・「0から1にする」

・「古い物に新しい価値を再発見する」

・「ムダをできる限りなくす」

の3点について非常に考えさせられました。

飲食店や家庭での食料廃棄問題が騒がれるこの社会で、この様な考えのレストランは非常に貴重な存在だと感じました。

 

(執筆)辻 大輝

(撮影)吉田 健一郎

 

取材対象企業の基本情報(記事執筆時点)

企業名:株式会社CHATEO

代表者:安生 俊一

Table beet 店舗住所:千葉県柏市中央町7-26 栄マンション1F

Webサイト: http://tablebeet.com/

更新日 2017年8月3日(木曜日)

取り戻せ!!日本のモノづくり!「世界で1つだけのモノづくりへ」


 
今回取材をさせていただきましたのは、デジタルfabスペース「monomos」の代表者:麻生タカシさんです。3Dプリンターでの造形を中心としたお客様への工房スペースの貸し出しや、企業様向けに製品の3D設計、デザイン、試作サンプル作成など幅広く活動されている企業さんです。お話を伺った場所は、「monomos」さんの3Dプリンターなどの機材が置かれているところで、機械が好きな方にとってはとても嬉しい工房をお借りしました。


写真1


Question 1
   起業しようと思ったきっかけは何ですか?また、苦労したことは何ですか?

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Answer 1   

 以前、玩具業界にて企画、開発、設計、デザインを行う職場に勤めており、そこで学んだ知識と経験を活かし国内モノづくりの拠点を作りたいと思ったのがきっかけです。玩具業界に限らず、今の日本のモノづくりは中国を筆頭にアジア諸国に拠点を置いた海外生産が主となっています、それを国内に少しでも戻していきたい。人件費や原材料の高騰で中国などで、安くモノづくりをできる時代には終わりが見えてきていて、「今のタイミングなら国内生産需要を取り戻せるのではないか」と思い,国内でモノづくりのできる場所を作っていこうと思い始めました。

 苦労した点は、機材の導入です。当初、機材をリースしようと考えていましたが、実績がないと借りられませんでした。そのため、結局自分で購入することになりました(笑)。   

 また、今までやってきたこととは異なる路線なので、お客さんも新規で開拓していかなければというところに苦労しました。



Question 2

 柏を起業する拠点に選んで良かったことはありますか?


 
Answer 2   
  柏で始めて1番よかったことは、創業塾に参加し、そこでたくさんの人と繋がることができたこと。創業塾生というだけでネットワークがしっかりとしており、助け合い精神がすごくてみんないい人ばかりです。

 

(岩村)創業したての頃は人員も少なくとても心細いと思うので、同期がいてネットワークがあり、助け合いができるというのは心強いのだろうなと思いました。

  

Question 3
「monomos」の強みは何ですか?

Answer 3

 「世界で1つだけのオリジナルのモノづくりができる」ことです。他の企業はオリジナルを作るといっても、ロット数がある程度まとまっていないと作れないというところが多いのですが、「monomos」では1つから作成できるので、キーホルダー1つでも対応しているというところが強み。また、今までの知識と経験を活かし、企画から製品になるまでフルでサポートすることが可能。お客様の要望を簡単に具現化する事ができます。 

Question4

 これだけはやりたい!!今後の目標は何ですか?

写真3

Answer 4

 今後の目標は、様々な製品を作る上で特定の機械が必要というものがあるのですが、新しい機械をどんどん導入して「monomos」で頼めば作れないものはないと自負したい。これを5年以内の目標としています。

 今後仕掛けていきたい事は、仲間内でビルを一棟丸々借り、そのビル内にweb関連も含めモノづくりに携わっているクリエイターを招き入れ多数の中小企業、個人事業主が集結している総合クリエイティブスポット的な場所を柏に作っていきたいと思っています。

 

(岩村)今回特別にUVプリンターでオリジナルのモーテルキーホルダーを作っていただきました!!工程をじっくりと観察して身近に体感することができ、作っているところを見るのも初めてなので、とても貴重な体験でした!また、UVプリンターや3Dプリンターを使った製品ができるまでの工程も説明していただきました!

 

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こちらの写真は「monomos」さんで作られたスマートフォンケースやキーホルダーです。オリジナルのモノが作れます。

 

写真6

(岩村)世界で1つだけのオリジナルのモノを作れることはめったにありません。「monomos」さんではたった1つを作ることも、3Dプリンターのデータを作る技術がなくてもフルサポートで対応してくれます。大切な人への贈り物や、記念に世界にただ1つのモノを贈ってみてはいかがでしょうか?

(執筆)岩村京香

(撮影)櫻井幸菜・達川奈央

 

取材対象企業の基本情報(記事執筆時点)

企業名:monomos

代表者:麻生タカシ

本社住所:千葉県柏市南柏1-1-7-403

Webサイト:https://monomos.jp/