柏人への道(起業家)

更新日 2017年4月15日(土曜日)

地産地消!地元密着型手作りパン屋さん

今回お話を伺わせていただきましたのは、株式会社ハレビノ 代表取締役の上野 公之さん。

上野さんは約8年間プロデュース会社に勤めておられ、その経験やノウハウを基に起業されました。

その為、大変明確なビジョンと考えを持っていらっしゃる方でした。

 

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Question 1

なぜ、柏で創業したのでしょうか?

Answer 1

地元が柏なのです。

小さい頃から柏で育って、是非柏で起業したいと思ったから。

30歳くらいの頃から「自分で店を作らないと、自分の店作りはできない」と考え、起業しました。 

 

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Question 2

ファーマーズプロジェクトというものに参画されているそうですが、これは起業前から実施しようと考えていたのですか?

Answer 2

いいえ、起業後ですね。まず、ファーマーズプロジェクトですが、「生産者とともに、地元の新鮮で美味しい野菜の魅力を伝えたい」という思いから、野菜が主役のメニューを提供し情報発信をしながら、飲食店側が生産者と消費者の橋渡しをしていこうというプロジェクトです。

私たちはパン屋なので、サンドイッチを作る時の野菜は開業当初は八百屋から仕入れていました。

しかし、そこで入ってくる野菜は柏産の野菜ではなく、他県からの野菜が多く、鮮度もあまり良くない物でした。

この問題をどうにかしたいと考え、柏の直売所から鮮度の良い野菜を仕入れ、それを活かしたパン作りをしたいと思ってプロジェクトを立ち上げました。

柏は農業が盛んなので、柏の野菜を柏の飲食店が使う事で、農家さんと飲食店、消費者の三者が地産地消をし、幸せになれると考えています。

 

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お店の前でパシャリ!

「ハレビノ」とは「気持ち良く晴れた日」という意味だそうです!

お店そのものが太陽のように明るく、とても居心地の良いパン屋さんでした。

 

Question 3

これからどういうパン屋になっていきたいですか?

Answer 3

パン屋だから作れるパンを作っていきたいと思っています。

最近、スーパー等でも美味しいパンが売っていて、値段では勝てないですよね。

でも、その値段の差には焼きたてパンであったり、手作りカレーのパンだったり天然酵母のパンであったり、専門店としてのパン屋のこだわりがそこにはあります。

そのお店によって異なるこだわりや違いを大切にしていきたいと思っています。

柏でパン屋のパンが消費されるように頑張っていきたいなと考えています。

 

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店内には何枚もの手書き看板がありました!

ハレビノさんの手作りに対するこだわりが強く感じられました!

 

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店内には広いイートインスペースもあり、取材終了後パンを頂きました。

写真に写っているトースターで食パンを焼きましたが、サクサク食感で非常に美味しくいただけました。

 

今回取材させていただいて思ったことは、上野さんは心の底からパンを愛している人であり、その愛はお客様においしいパンを召し上がっていただくためのこだわりであるということです。

今回のお話の中で、上野さんは「手作りに勝るものはない」とおっしゃっていましたが、私もその通りだと改めて感じました。

また是非美味しいパンを頂きに行きたいと思います。

 

(執筆・写真)辻 大輝

 

取材対象企業の基本情報(記事執筆時点)

ハレビノ

代表取締役:上野 公之

住所:〒 277-0023 千葉県柏市中央2-11-13

Web:http://www.harevino.com/

 

更新日 2017年4月1日(土曜日)

We Love Kashiwa!で地域貢献! 柏商工会議所

皆さん、商工会議所ってご存知でしょうか?

「名前は聞いたことあるけど…」実際にどの様な業務を行っているのかはあまりピンとこないのではないでしょうか?

柏には「柏商工会議所」「柏市沼南商工会」の2つの商工会議所があります。

今回は「柏商工会議所」にお邪魔し、「商工会議所がどの様な所なのか?」「また、どの様な業務に従事されているのか?」について、専務理事の伏野氏に取材しました。

 

Question 1

そもそも、柏商工会議所のミッションは何なのでしょうか?

Answer 1

柏商工会議所の目的として、「中小企業支援」と「地域振興」の2つを掲げています。これらは車の両輪の関係にあり、中小企業が元気になればそれは地域経済の活性化につながり、街が元気であれば企業の活動するフィールドが拡がると考えています。

具体的には柏まつりや手賀沼花火大会など各イベントの運営や地域のイメージアップ事業、個別中小企業への支援、地域経済の活性化等を行っています。

柏市は、住民も事業者も毎年増加傾向で、住民は年間約3,000~5,000人のペースで増えており、柏商工会議所の新規加入会員は、年間200〜250社になっています。新規事業者の方は市外から柏市に事業展開をしにくる方、また柏の地で新規事業を始めようとする創業者の方がいます。

 

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Question 2

中小企業の支援事業について具体的に教えてください。

Answer 2

経営発達支援計画では小規模事業者を中心に支援しています。支援対象者には今の自分たちの現状を理解してもらうことから始め、今後どう経営していくのかの計画書を作成してもらいます。しかし、事業者の方は現状を肌では感じていても、書類にまとめあげようとするとうまくいかなくなるのが現状です。そこで私たち柏商工会議所がその書類作成を支援するというわけです。

また、市内約4,000社の柏商工会議所会員企業同士のビジネスマッチング等も行っています。

さらに2年ほど前から対象企業の販路拡大に力を入れています。例えばマル得チケットといった販促用のチラシを会議所の広報紙に無料掲載(※柏商工会議所会員のみ)したり、自社の商品や技術を多くの方に知ってもらうため、展示会への共同出展などの支援策を実施しています。会員企業の中にはこれらの支援により柏市だけでなく、都内進出をかなえた事業成功例もあります。

販路拡大の場は今後も増やしていくつもりです。

 

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Question 3

創業支援とはどの様なことをしているのですか?

Answer 3

創業支援事業では主に創業塾というものに取り組んでいます。起業する意思・意欲のある人たちが集い、創業にあたる注意事項や、実際に創業した人のお話、創業成功例などからノウハウを学びます。

また、アーリーステージ(起業間もない状態)にいる事業主への支援(経営支援)も行っています。具体的には国から貰える持続化補助金の申請書類作成等を支援しています。その他にも、創業塾を受講すると会社設立時の登録免許税の軽減など様々なメリットがあります。
この創業塾を卒業した多くの人たちが創業に成功していて、創業率の高さが強みの一つでもあります。

「かしわ起業家物語」のブログでも紹介した「サンフォルテ」や「モビリカ」、「プラントテクノロジー」も創業塾の卒業生です。

 

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Question 4

柏市では「先進住環境都市」を将来都市像に掲げていますが、柏商工会議所が目指す「先進住環境都市」とはどのようなイメージですか?

Answer 4

まずは何と言っても住む人にとって快適な街ですね。それから住んでいて気持ちいい、住みたくなる様な街をイメージしています。今後も日本の高齢化は進んでいくでしょう。その時に高齢化に対応できる街として成り立っていたり、外部から新しく入ってくるヒト・企業にとって魅力的な街にしていきたいと思っています。

 

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Question 5

最後になりますが、柏商工会議所の強みについて教えて下さい。

Answer 5

私達柏商工会議所は4,000社の会員企業に支えられています。そして、職員が皆、一生懸命に活動しています。柏の街、地域経済が元気になることが、会員企業と商工会議所の連携の成果とも言えるのです。

柏商工会議所はWe Love Kashiwa!の精神のもとに、これからも地域企業の発展ひいては地域経済の活性化に全力を尽くしていきます。

 

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取材の後は国から認定された「経営革新等支援事業者」の認定書や、地域文化財の展示品も見させていただきました!

 

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普段当たり前の様に生活している街の裏方役を担う機関を取材するという、とても貴重な時間を過ごすことができ、大変勉強になりました。柏の地で学ぶものとして、私もWe Love Kashiwa!の一員になっていこうと思います。

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(執筆)野尻 拡

(写真)辻 大輝

取材対象企業の基本情報(記事執筆時点)

柏商工会議所

会  頭:寺嶋哲生

専務理事:伏野 龍弥

住所:千葉県柏市東上町7-18

Web:http://www.kashiwa-cci.or.jp

更新日 2017年3月15日(水曜日)

かしわ起業家物語は、私たちの成長物語でもある。

今回は「かしわ起業家物語」の裏側をチラッとお見せします。
3月上旬、私たち麗澤大学の学生記者は、私たちが執筆した記事を確認されている柏市役所商工振興課の原田さん、広報広聴課の石牧さん、三好さんとの座談会を開催しました。
どうして私たち学生に、このような機会を任せて下さったのでしょうか?
行政の視点、プロ目線からのアドバイスをいただくうちに、様々なことが見えてきました。

 

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座談会の中で、印象に残った言葉が2つあります。「学生だから、聞けることがある」、「より、読み手の側に立って記事が書ける」です。
市役所の皆さんは業界の知識が既にあるために、聞き流してしまう専門用語も、私達には新鮮な用語。「それはどういう意味ですか?」と質問して記事を面白く広げられるのは学生の強みです。
取材に行く対象は、私たち学生が決めています。市のホームページをご覧になっている読み手の目線で、家の近くにあるあの工場は、「こんな素敵なものを作ってたんだ!」「モノづくりが盛んなんだ!」という発見にもつながるかもしれません。

 

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また、起業したてで自社のことを広く知ってもらいたい企業の方は、このブログを通じて、こんな気持ちで起業したのだという熱い思いを知ってもらうことができます。
そしてその情報が、これから起業したい人のヒントになるかもしれません。

 

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実は、私たち学生と市役所の方とが顔を合わせ、打ち合わせをしたのは今回が初めてでした。
それにも関わらず、目的がずれることなく全員が意識を共有していました。
お話を伺う中で、私たちの行っている広報の重要性、信頼されている責任感を改めて感じる時間でした。プロの方からの取材のアドバイスも伺うことができたので、私たちも楽しく、起業家の皆さんのプラスになるような記事を書いていきたいです。さらには、日頃から読んでくださっている皆様に楽しんでいただけるようなブログにすべく、これからも活動していきたいです。

最後に、タイトルにもある「私たち」とは?
私たち学生のことだけではありません。地域、企業、学生(大学)の3者が、この企画を通して成長していく物語、それが「かしわ起業家物語」のもう1つの魅力なのです。

 

(執筆)大島 隼人・三塚 恵

(撮影)中島 広明・高尾 美嬉

(会場)麗澤大学校舎かえで1階 学生ラウンジ

 

更新日 2017年3月1日(水曜日)

企業の卵を孵化します。東葛テクノプラザ!

今回、お話を聞かせていただいたのは、ブログでも何度かご紹介している柏のインキュベーション(起業家育成)施設である東葛テクノプラザです。以前取材させていただいた、株式会社アドバンジェンさんや株式会社A-Tractionさんなどが本施設に入居されています。

 

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Question 1

インキュベーション施設とは具体的にどのような施設なのでしょうか?

Answer1

平成10年に設立し、研究開発型の企業さんのためにオフィスや実験機器などをお貸ししています。県内の理工系の大学や産業支援技術研究所と提携しつつ、経営・技術支援など幅広い事業展開を図り、新産業の創出やベンチャー企業の育成を支援します。施設では分析機器、検査機器など約100種類の機材が揃っています。その他にも会議室やホールもご利用できます。

 

Question2

研究室や会議室の使用料が安いと聞いたことがあるのですが?

Answer2

設立5年未満の企業様には通常より2割程お安い料金で入居できる価格設定にしています。もちろん入居の際には審査があります。貸研究室は、規模や事業内容に応じて、11.9㎡~115.2㎡の8タイプに分かれていて、配線が自由なフリーアクセス設計になっています。

 

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Question 3

企業を育てるということについて、お聞かせ下さい。

Answer 3

当施設には2人のインキュベーションマネージャー(以下、IM)と6人の専任スタッフがおり、経営面の支援と機械の使い方を教えたりする技術面の支援を行なっています。例えば、銀行からの融資を受けたい、政府・自治体の支援事業に応募したいなどの際に提出する企画書やビジネスプランの書き方については経営面でのIMが支援します。

また、県内屈指の試験研究ができる機器を用意しているのも特徴で、県外の企業様でも利用可能な体制を整えています。

 

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Question 4

東葛テクノプラザ内での交流はありますか?

Answer 4

共に入居企業である株式会社A-Tractionの社長と株式会社ベルリングの社長が同じ野田出身で年も近く、もしかしたら中学校が一緒なのではと思い、2人を会わせてみたら、お互いに商売の仕方や許可の取り方など知識を共有されていました。半年くらい悩んでいたことが話したら15分で解決したということもあります。こういう施設だからこそ、交流がしやすく色んな出会いがあるんです。

それから、わずか1件ですが過去には入居企業さんの代表同士で結婚されたこともあるんですよ(笑)。

 

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インタビューの後は施設内を見学しました。18年前に建てられたとは思えないくらい綺麗でした。柏の葉キャンパス駅からバスで6分という好立地で、多くの研究型企業が集積する本施設には、支援環境だけでなく、交流の場としての価値を創出できる魅力があると実感できました。

 

(執筆)中嶋 広明

(撮影)塚原 史子

取材対象企業の基本情報(記事執筆時点)

公益財団法人千葉県産業振興センター 東葛テクノプラザ

所長:中田 裕之

住所:千葉県柏市柏の葉5-4-6

Web:http://www.ttp.or.jp/

更新日 2017年2月15日(水曜日)

頭皮から健やかに、豊かで美しい髪を!

今回は、東葛テクノプラザで研究開発を行う株式会社アドバンジェン 代表取締役 小池 浩一郎さんにお話を聞かせていただきました。

小池さんはとても紳士的なかたで、科学を使用した育毛技術について、学生の私達にも分かりやすく話してくださいました。

 

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Question 1

貴社のビジネスについて教えて下さい。

Answer1

当初は病気により毛が抜けてしまう方へ向けての毛周期の研究をしていました。その中で、長い毛を持つ哺乳類とそうでない哺乳類を調べ、遺伝子の違いを発見しました。
さらに、3000種類の植物エキスの中から効能がある4種類のエキスを見つけ出しました。その研究成果を使用し、現在は頭皮や髪に悩みを持つ人々を、科学的にサポートする化粧品の開発・販売をしています。使用している成分は天然成分なので副作用を気にせず安心して使えます。

 

Question2

柏に本社を置いている理由について教えて下さい。

Answer2

元々茨城県に研究所がありましたが、柏へ移転を決めたのは、交通の便が良いのが理由です。

加えて、柏に住まいを持っている従業員もいましたし。
当社で扱っている製品は"地元産"にこだわっていて、製品の成分である「ビワ」は千葉県産を使用しています。また商品パッケージは柏で制作しているものです。

そして今、柏で研究を進めつつ目指しているのは「千葉県は髪が豊かな人が多いぞ?それはなぜだろう…答えはアドバンジェンを使っているから」という姿です。
柏レイソルなど、柏ではスポーツも盛んに行われているので、頭皮ケアの面から支援していきたいと考えています。

 

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研究所にはこの写真のほかにも多くの機器があり、さらなる製品向上のための研究が行われていました。ここから、また新たに悩める人々を助ける発見があるかも!と考えるとワクワクします。

今回お話を聞いて感じたのは小池さんの人脈の広さと、優しさです。
アドバンジェンはオーストラリアでの知名度が高く、きっかけは差し上げたシャンプーの口コミからであったと伺いました。取材に行った私達も可愛らしいボトルのシャンプーを1本ずついただきました。私の家族で誰が一番早く効果が出るか競争中です。

このブログが、髪に不安を抱く方の希望になればと思います。

 

(執筆)三塚 恵

(撮影)塚原 史子

取材対象企業の基本情報(記事執筆時点)

株式会社アドバンジェン

代表取締役:小池 浩一郎

住所:千葉県柏市柏の葉5-4-6 公益財団法人千葉県産業振興センター 東葛テクノプラザ内

Web:http://www.advangen.co.jp/


東葛テクノプラザ

千葉県が設置し、千葉県産業振興センターが運営する研究開発型企業を支援する施設です。研究室や試験設備の貸付、近年成長が期待される健康医療分野とものづくりを結ぶ医工連携などに力を入れています。

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