更新日令和4(2022)年8月26日

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令和4年度第1回柏市公民館運営審議会会議録

1開催日

令和4年8月9日(火曜日)午後3時30分から午後5時まで

2開催場所

沼南庁舎5階501会議室(柏市大島田48番地1)

3出席者

委員

塩谷委員長(議長)、田中副委員長、長島委員、今井委員、髙橋委員、鴇田委員、染谷委員、秋田委員、富田谷委員、一ノ瀬委員、井野口委員、出浦委員

事務局

宮島生涯学習部長、沖本生涯学習課長、文化課小河原主幹、坂口図書館長、虻川福祉総務課長、相川中央公民館長、同古川主幹、同吉野副主幹、同櫻井主事、同高野山生涯学習専門アドバイザー、同江幡生涯学習専門アドバイザー、同村田生涯学習専門アドバイザー

4報告事項

(1)柏市中央公民館利用状況(令和3年度、令和4年度(中間報告))

(2)令和3年度柏市中央公民館事業実施報告

(3)令和4年度柏市中央公民館事業実施報告(中間報告)

5協議事項

地域課題に対する公民館としての関わり方について

6会議要旨

報告事項(1)、(2)及び(3)について、事務局から説明を行った。その際に表明された主な意見・質問は、次のとおり。

報告事項(1)について

意見・質問なし

報告事項(2)、(3)について

(田中副委員長)IT(パソコン)講座は広い部屋で行っていて、応募者数も多いのに募集人数が5名と少ないが、なぜ5名としているのか。社会福祉協議会で開催している同様の講座は20名程度の参加者を受け入れしている。

(相川館長)新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、講師と相談し、定員を5名として開催した。今年度は10名程を予定しており、応募が多ければ講師の方と相談し、可能であれば参加人数を増やすことを考えていきたい。また、社会福祉協議会が開催している講座は、今年度は個別相談であり形式が異なるようである。

(秋田委員)私は当講座の講師を担っているので、回答する。新型コロナウイルス感染症が始まる前は20~30名程度を受け入れしていた。当講座の受講者は初心者が非常に多く、1対1や1対2形式など密接してサポートをする必要がある。新型コロナウイルス感染症拡大防止を考慮すると、密接して対応することが難しい。受講生同士の間隔を空ける必要があるが、新型コロナウイルス感染症対応を考えるとサポーターの人数も減らすこととなる。初心者が多い講座で、どのキーを押したら良いのかとか、どこに何があるかなど手取り足取り教えていく中で限られた受講時間内に講座を終わらせようとすると受け入れできる人数は限りがある。新型コロナウイルス感染症が収束すれば、従前のように20名、30名といった人数まで戻すこともできるし、そうしていきたい意向は講師側にもある。

(田中副委員長)別の講座で人気のある動画編集入門講座がある。これは15、16名程の方が受講されている。この講座は、平日と休日の2つのコースを設けていて、応募者の都合に柔軟に対応し工夫しており、非常に良いと思う。IT(パソコン)講座の事情も分からなくもないが、もう少しどうにかならないかと思う。

(議長)新型コロナウイルス感染症の問題もあったり、講師の方の意向もあり、こういった事情も分かるが、今後調整を図りながら、できる限り多くの方が参加できるよう、お願いしたい。

(井野口委員)夏休み子ども教室についても、応募者数に対して受け入れている人数が少ないという印象を受ける。やはり新型コロナウイルス感染症の問題や、講師のご意向があったのではと思うが、公民館事業として行うにあたり、こういう人数の募集を行うことがふさわしいのか、それとももっと受け入れる子どもの人数を増やしていこうといった考えがあるのか、今年度の実施状況についても聞きたい。

(沖本生涯学習課長)夏休み子ども教室の全般の話をさせていただく。今年度も新型コロナウイルス感染症の問題もあり、定員の半数で行っており、令和3年度はもっと少ない人数で開催した。我々としてはもっともっと参加人数を増やしたいという希望はもっている。1つは講座数を増やすこと。もう1つは定員数を増やすこと。この2つにより、参加人数はより増えてくると思う。募集をしても実際のところはその4~5割程度の人数しか参加できていない現状なので、今後は7~8割程度が参加できるように講座数を増やすなど考えていきたい。

(井野口委員)講座の人気があるなしではなく、おそらく講師の意向で定員の少ない講座だと思う。もう少し多くの子どもの受け入れができる講師であったりと、講師の選定においても工夫ができるのではないか。

(議長)検討をお願いしたい。

協議事項について事務局からの説明後、2班(A班・B班)に分かれてグループワークを行い、各班の意見をまとめて発表した。その際に表明された主な意見は、次のとおり。

(議長)それぞれのグループから発表の上、共有したい。

(今井委員(B班))地域における困りごとから考えてみた。生活していく中では町会が基盤になっていて、その中では、地区によって差があるものの、ゴミ問題や役員の選出、高齢化などが問題になっている。新型コロナウイルス感染症の影響もあり、なかなか話し合いの場がとれず、コミュニケーションが図れないといった課題がある。また、公民館については、何をしている場所なのかが伝わってこない、という意見があった。そこから(公民館は)、例えば団体や学校などと、どんなふうにつながりを持っていけば良いのか、あるいは(公民館の役割などについて)どう周知していくのか。(公民館、団体、学校など)それぞれにおいては、良い取り組みをしているのだけれども、あくまでも単独活動になってしまっていて、相互のつながりが持てていない現状がある。そこで、その部分をつなぐ会議を設けてはどうか。さらに、(先の社会教育委員会議では)青少年センターが将来的に、こども・若者支援センターの役割を果たすという話を聞いた。それを受けて、公民館とのすみわけや協働についてはどうなるのか。施設に応じた様々な役割がある中で、それらの活動を通して、子どもたちの育成や、地域への広がりを意識していくことが大切。また、周知活動についても、従来からの「広報かしわ」をはじめ、SNSを駆使するなどして、より広めていきたい。もう少し時間があれば、さらに議論を深められたという思いもあるが、(最終的には)「周知活動」を考えるというところで、一旦落ち着いた。

 (議長)コンパクトにわかりやすくまとめてもらった。

 (髙橋委員(A班))まず、課題の洗い出しを行い、分類として「高齢化」「後継者不足」「子ども・学校」「その他」といったものが出された。「高齢化」に関しては、どの活動においても、後継者不足に悩み、何とか若者を取り込みたいと願い、(若者に)関心を持ってもらうために苦戦している状況。また、活動やサークルは、何らかのきっかけで始まるものだが、元をたどれば公民館講座からスタートしているものもたくさんある、という意見も出た。「子ども・学校」の面からは、例えば伝統芸能に取り組む場合、どうしても学校は教師の異動がある中で、継続していくためには、地域の方の力が非常に大きい。また、子どもの居場所では、(近所に)公園がなかったり、高齢者の方と交流する機会も乏しかったりして、なかなか近くに確保することが難しい。なので、年齢を問わず、誰もが交流できる場や機会があれば良いなと思っている。町会への加入については、若い人からは「入りにくい」という声が聞かれている他、入ってみたけど誰に声をかけたら良いのかわからなくて悩んでしまうなど、実は関心を持っているにも関わらず、取り逃してしまっている現状もあるのではないか。最後に、これらの課題について、(公民館としての関わりとして)今後どういったことを求められるかという点を話し合った。新型コロナウイルス感染症の影響で、行事等がストップし、少しずつ再開していく中で、ノウハウを知っている人材がいなくなっている状況がある。それを、1.変えていくチャンスと捉えてアドバイスをもらう、2.何に対しても「きっかけ」がキーワードになるというところから、きっかけづくりのノウハウを教えていただけると大変ありがたい、という結論になった。

 (議長)A班、B班ともに、世代間のコミュニケーションの難しさが課題としてあり、その中で公民館の果たす役割は大きい。また、事業の周知がもう少し必要であり、検討課題であることが分かった。

7傍聴

傍聴者2人

8配付資料

令和4年度第1回柏市公民館運営審議会次第(PDF:57KB)

令和4年度第1回柏市公民館運営審議会資料一覧(PDF:41KB)

資料1.「令和3年度柏市中央公民館利用状況」(PDF:169KB)

資料2.「令和4年度柏市中央公民館利用状況(中間報告)」(PDF:165KB)

資料3.「令和3年度柏市中央公民館事業実施報告」(PDF:557KB)

資料4.「令和4年度柏市中央公民館事業実施報告(中間報告)」(PDF:419KB)

資料5.「地域課題に対する公民館としての関わり方について」(PDF:87KB)

委員名簿(PDF:74KB)

出席職員簿(PDF:55KB)

グループワーク名簿(PDF:335KB)

グループワーク座席表(PDF:63KB)

お問い合わせ先

所属課室:生涯学習部中央公民館

柏5丁目8番12号(教育福祉会館内)

電話番号:

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